三瀬気比神社社叢
名称: | 三瀬気比神社社叢 |
ふりがな: | さんぜきひじんじゃしゃそう |
種別: | 天然記念物 |
種別2: | |
都道府県: | 山形県 |
市区町村: | 鶴岡市三瀬 |
管理団体: | |
指定年月日: | 1977.04.02(昭和52.04.02) |
指定基準: | 植1 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | S52-1-014[[三瀬気比神社社叢]みせけひじんじやしやそう].txt: 気比神社社叢は約9.4ヘクタールあり、海から約800メートル、海抜60メートルの小丘陵上に生育している。丘陵の西斜面は、冬風衝の比較的強い部分で、ケヤキ、イタヤカエデ林となり、高木としてはオオサワシバ、ネムノキ、ミズナラのほかわずかにタブノキが混生している。林床はササ、オオバジャノヒゲ、ミチノクホンモンジスゲが多い。丘陵の東部にほぼ円形の窪地の底に御池と呼ぶ3000平方メートルほどの池があるが、この周囲にはよく保存されたブナ林が生育している。ブナは胸高直径20~80センチ、樹高20~22メートルあり、ブナ、ヤダケ、ミチノクホンモンジスゲ型、またはブナ、ツクバネ、ミチノクホンモンジスゲ型の階層構成を示し、林床にはモミ、タブの幼樹やヤブツバキ、ヒメアオキ、ハイイヌガヤ、キッコウハグマ、キズタ、ヤブコウジ、オオバジャノヒゲなどが生育する。このように風衝地のケヤキ、イタヤカエデ林と風陰のブナ林との分布関係が地形との関連でよく示されており、またブナ林が海岸近くの海抜30~40メートルのところに存在しているなど、学術的価値は高い。 |
三瀬気比神社社叢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 04:23 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動三瀬気比神社社叢(さんぜきひじんじゃしゃそう)は、山形県鶴岡市にある三瀬気比神社の鎮守の森[1]。
概要
三瀬気比神社付近からは、縄文・弥生・平安期などの遺物が出土している[2]。 社叢は約9.4haあり、ケヤキ、イタヤカエデ、オオサワシバ、ネムノキ、ミズナラ、タブノキ、ササ、オオバジャノヒゲ、ブナ、ヤダケ、ミチノクホンモンジスゲ、ツクバネ、モミ、ヤブツバキ、ヒメアオキ、ハイイヌガヤ、キッコウハグマ、キズタ、ヤブコウジ、オオバジャノヒゲ、イタヤカエデなどが生育する。丘陵の東部のほぼ円形の窪地には、御池と呼ばれる約3000m2の池がある[1]。1977年(昭和52年)4月2日に国の天然記念物に指定された。
所在地
- 〒999-7463 山形県鶴岡市三瀬字宮ノ前1
アクセス
脚注
関連項目
外部リンク
座標: 北緯38度42分24.2秒 東経139度40分15.5秒 / 北緯38.706722度 東経139.670972度
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