一宮瓦斯設立とは? わかりやすく解説

一宮瓦斯設立

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 17:18 UTC 版)

尾州電気」の記事における「一宮瓦斯設立」の解説

1889年明治22年)、中部地方最初電気事業者として名古屋市名古屋電灯開業した以後同地方では主要都市次々と電気事業起業されていく。また1907年明治40年)に名古屋瓦斯東邦ガス前身)も開業し名古屋市では都市ガス供給始まった。この時代都市ガス用途ガス灯主力であったことから、ガス事業灯火供給という点で電気事業競合関係にあった愛知県西部中島郡一宮町1921年9月市制施行一宮市となる)において、電気事業計画出現したのは1903年明治36年)のことである。だがこの段階では採算合わないとして実現せずガス事業先んじて開業することになったガス事業を担う一宮瓦斯1909年明治42年4月10日設立同社名古屋瓦斯関係者地元有力者共同計画したもので、社長に名古屋瓦斯奥田正香常務地元佐分慎一郎就いたそのほかに地元からは利左衛門土川弥七郎(油商・一宮銀行頭取)が取締役豊島半七綿糸商)が監査役名を連ねる設立時資本金30万円で、一宮町大字一宮字東ヶ尻に本店置いた一宮瓦斯設立4か月後の1909年8月26日開業したガス事業に遅れること3年1912年明治45年)に電気事業を担う一宮電気設立された。同社設立当初の役員一宮瓦斯役員一部共通しており、土川弥七郎社長佐分慎一郎豊島半七取締役務めた

※この「一宮瓦斯設立」の解説は、「尾州電気」の解説の一部です。
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