ワーナー立法議場 (東側)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/11 14:10 UTC 版)
「ネブラスカ州会議事堂」の記事における「ワーナー立法議場 (東側)」の解説
ワーナー立法議場はロタンダの東にあり、当初はネブラスカ州議会下院の本会議場として設計された。しかし1927年、議事堂委員会は、この議場は下院の本会議場とするには小さすぎるという結論を出した。そのため、グッドヒュー・アソシエイツは、もともと州上院の本会議場として設計した(しかしまだ建設はされていなかった)西側の議場を大きくし、州下院へと割り当て直した。1932年に議事堂が完成すると、議事堂委員会は東側のこの議場を州上院に割り当てた。1933年および1935年の州議会では、この議場は上院の本会議場として使われた。1937年にネブラスカ州議会が一院制になると、この東側の議場は委員会室へと転用され、今日では公共の集会場となっている。1998年2月4日、第95回ネブラスカ州議会は第322法案を可決し、元州上院議員チャールズ・ワーナーおよびジェローム・ワーナーを讃えて、この議場をワーナー立法議場と名付けた。 この議場の装飾は、ネブラスカの地に最初に住み着いた、大平原インディアンを表している。マホガニー材の扉はローリーが設計したもので、この主題が導入され、トウモロコシの茎で成る生命の木をはさんで両側に立つ男女が描かれている。各々の扉は重さ340kgで、リンカーンの職人キーツ・ロレンズによって実際の彫刻作業が行われた。 メイヤーはビーズ細工を模したモザイクのドームを設計し、ヴォールトには先住民の生活の4場面を描いた。その着想のために、アレクサンダーはオグラララコタ族の芸術家エイモス・バッド・ハート・ブルによるレジャー・アート等、先住民の芸術作品のイメージをメイヤーと共有した。メイヤーは演説者の壁龕の上に飾られたタペストリーの設計に、サンダンスの儀式を描いた1枚の絵画を用いた。
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