ロマネ・コンティとは? わかりやすく解説

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ロマネ・コンティ

作者森瑤子

収載図書マイコレクション
出版社角川書店
刊行年月1991.3

収載図書マイコレクション
出版社角川書店
刊行年月1994.5
シリーズ名角川文庫


ロマネ・コンティ

作者池田満寿夫

収載図書ロマネ・コンティ
出版社中央公論社
刊行年月1995.9
シリーズ名中公文庫


ロマネ・コンティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/15 22:58 UTC 版)

ロマネ・コンティの畑
1975年のロマネ・コンティのボトル

ロマネ・コンティ: Romanée-conti)とは、ブルゴーニュ地方に存在するドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティDRC)社が単独所有する特級畑(グラン・クリュフランス語版)、もしくはそこで生産されるブドウから作ったワインである。

概要

ロマネ・コンティはブルゴーニュのヴォーヌ=ロマネ村に存在する約1.8ヘクタールの畑であり、アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレにおいて特級の格付けがなされている。東南東に向いた日当たりの良い斜面であり、石灰質の土壌と合わせ、ブドウ栽培に極めて適したテロワールを持つ[1]

ワインの平均年産は、約6,000本程度(順調な年で7,000本程度、不調な年で4,000本程度)と極めて稀少性が高く、世界一高値で取引されるフランスワインの一つである。またその価格と稀少性の高さから、「飲むよりも語られる事の方が多いワイン」として、しばしば言及される。ロマネ・コンティは、どんなに安くても1本100万円は下らず[2]、良作年の物は1本200万円、状態や希少性によっては1本で6000万円以上になったこともある[3]

名前の由来

もともとロマネ・コンティの付近では古代ローマ時代から良質なワインが産出されることが知られており、ローマ人により「ロマネ」の名がけられた。「コンティ」は18世紀仏ブルボン朝コンティ公 (prince de Conti) に由来する。コンティ公ルイ・フランソワ1世は、国王ルイ15世の愛人ポンパドゥール夫人との争奪戦の末、1760年にこの畑を手に入れた[1]

エピソード

脚注

  1. ^ a b 世界で最も高値で取引されるワイン、ロマネ・コンティとは?”. ENOTECA online. 2022年12月30日閲覧。
  2. ^ フランス ロマネ・コンティ 価格比較”. kakaku.com. 2020年4月19日閲覧。
  3. ^ 1本約6000万円!「ロマネコンティ1945年産」はなぜ高いのか”. ダイヤモンド・オンライン (2019年8月4日). 2022年10月29日閲覧。
  4. ^ 価格.com - 「おしゃれイズム」2009年9月20日(日)放送内容 | テレビ紹介情報”. kakaku.com. 2020年4月19日閲覧。

関連項目


ロマネ・コンティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/03 14:04 UTC 版)

ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ」の記事における「ロマネ・コンティ」の解説

詳細は「ロマネ・コンティ」を参照 ブドウ種類ピノ・ノワール ワイン畑:1.8ヘクタールモノポール) 木の平均年数53年 平均製造量:450ケース/年 750mL瓶の平均価格13,092ドル ロマネ・コンティの畑で生産される主力ワインについて、ワイン評論家クライブ・コーツは次のように述べている。 「世界で最も希少で、最も高価な-そしてほぼ常に最高の-ワインである…もし1ケース入手することができるなら-それは大いなる「もし」だが-若いもので5,000ポンド以上、ヴィンテージものその2倍か3倍支払なくてはならないだろう…。これは想像出来得る中で最も純粋で、最も高貴で最も強烈なピノ・ノワールの代表である。ただおいしいだけではない:他の全てのブルゴーニュワイン評価するための基準のである。」

※この「ロマネ・コンティ」の解説は、「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ」の解説の一部です。
「ロマネ・コンティ」を含む「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ」の記事については、「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ」の概要を参照ください。

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