ロジャーノミクス誕生の背景とは? わかりやすく解説

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ロジャーノミクス誕生の背景

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/04 03:35 UTC 版)

ロジャーノミクス」の記事における「ロジャーノミクス誕生の背景」の解説

1932年カナダオタワ帰結されたオタワ協定により、ニュージーランド農産品イギリス市場中心に世界各地で高い地位確立し国民生活は高い水準推移した第二次世界大戦後は、世界的な食糧需要対応し酪農品の輸出好調に成長した輸出拡大に伴い貿易収支財政)に恵まれたニュージーランドは、世界先駆け高福国家となる。 しかし1970年代に入ると状況一変し1973年イギリス欧州共同体加盟すると、その特権的地位消滅するニュージーランド輸出産業縮小し、さらにオイルショックによる原油価格の上昇に痛手を受け貿易収支悪化ニュージーランド経済一気破綻状態に陥る1973年OECD加盟する国民生活低下し財政赤字急増した。 この経済状況当時ロバート・マルドゥーン首相は、海外からの借金による公共投資行い水力発電所製鉄所の建設をするも予測した成果達成できず、インフレーションの発生によりニュージーランド国民一人あたりの負債額は世界最高水準達した1984年総選挙マルドゥーン政権敗北する

※この「ロジャーノミクス誕生の背景」の解説は、「ロジャーノミクス」の解説の一部です。
「ロジャーノミクス誕生の背景」を含む「ロジャーノミクス」の記事については、「ロジャーノミクス」の概要を参照ください。

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