ルールなどについての補足
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 16:13 UTC 版)
「MAJOR」の記事における「ルールなどについての補足」の解説
リトルリーグ 現実のリトルリーグのトーナメント戦では、1人の投手は6イニングまでしか投げられず、投球数が85球を超えた場合そのときの打者の番が終わったとき投手を交代しなければならない。さらに、次の試合では、前の試合で20球を超えて投げた投手は出場できない。 リトルリーグでは、投手が投げたボールがホームベースの上を通過するまで、ランナーは離塁できないルールであるため、投球モーション中の盗塁はできない。 本牧リトル戦で、一郎が盗塁の際に吾郎が投球モーション中に離塁しているが、現実のリトルリーグではボールがホームベースを通過してから又は打者が打ってからでなければ離塁はできない。 横浜リトル戦で、吾郎が放った打球がワンバウンドで外野ポールに当たった後もプレーが続けられているが、通常ポールはフェンス外に立てられており、フェンスの高さより上部のポールに打球が当たれば「明らかにプレイングフィールドの外へ出た=スタンドに入った」ことになるので、ルール上はボールが当たった時点でボールデッド(バウンドした打球がスタンドに入った時と同じ扱いになりプレーは止まる)になり、打者には2つの進塁権(いわゆるエンタイトルツーベース)が与えられる。 また、吾郎は上記のプレーで三塁へ進む際にヘッドスライディングを行なっている。しかし、実際のリトルリーグでは進塁方向へのヘッドスライディングが禁止されており、これを破った場合はアウトとなる。 リトルリーグではベンチ入りメンバーは全員出場しなければならないルールも存在する。 高校野球 聖秀学院対久里山戦で、9回に聖秀の田代が打った大飛球を外野手が捕球した後スタンドに落ちたプレーを本塁打としているが、ルール上は捕球後に野手がスタンドに落ちてもボールを落とさなければ打者はアウトである。 現実の日本の高校野球においては、大会中に選手の背番号が変更されることは許されていないため、アニメ版もこれにならい、第3シリーズ第10話よりオープニングの吾郎の背番号が1から10に変更された。 聖秀学院対海堂学園戦で、田代の放った打球が二塁走者である清水に当たった際に(守備妨害ではなく)ボールインプレーと判定されているのは、「その前に野手が打球に触れたから」とされている。しかし、実際には、走者が「投手を除く内野手の股間や横を通過したフェアボールに、そのすぐ直後で触れた場合」は守備妨害を宣告されることなくボールインプレーであるから、野手が触れていたか否かは問題ではない。 プロ野球・メジャー メジャーに上がってからキーンが付けている背番号は1だが、一般的な捕手のプロテクターは背中のベルトが縦1直線なので背番号が見にくくなるため、捕手が1をつけることは避けられている。ただし、捕手が背番号1を着用することが禁止されているわけではない。 屋上における球技 高校編において屋上で野球部として練習をする場面が描かれるが、実際には屋上における球技の類はフェンスやネット等による完全な囲い等の安全面での対策が無い限りは禁止されている。
※この「ルールなどについての補足」の解説は、「MAJOR」の解説の一部です。
「ルールなどについての補足」を含む「MAJOR」の記事については、「MAJOR」の概要を参照ください。
- ルールなどについての補足のページへのリンク