リフト付超低床バスとは? わかりやすく解説

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リフト付超低床バス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 05:22 UTC 版)

ワンステップバス」の記事における「リフト付超低床バス」の解説

1991年平成3年)に東京都交通局向けに初めワンステップ低床車が4メーカー全てから「都市型超低床バス」の名称で試作車として登場した後部までワンステップ低床構造で、床面高さは前扉部で550 - 560mm、後部扉部で580 - 590mmとなった外観上は3ドア最大特徴であった1992年平成4年)製からは2ドア化され、中ドアには車いす用のリフト設置したいわゆる「リフト付超低床バス」となった。全メーカー製造したが、特注高価な車両のため、都営以外の納入例はごくわずかである。1996年平成8年)まで製造された。 各社とも、車体構造通常のツーステップバスとは大幅に異なりエンジンの搭載方法日産ディーゼル(現:UDトラックス)と日野自動車工業は縦置きで運転席側にオフセットして搭載三菱自動車工業直立横置きでTドライブ採用いすゞ自動車エンジン従来直列6気筒からV型8気筒変更し前後長を短縮していずれも後部までの低床対応している大阪市交通局ではこの構造生かして前後扉ワンステップバス導入している。 超低床バスは、以前ワンステップバス全般指していたが、現在ではこれらの都営向きリフト付超低床バスおよびその派生車種を指す事が多い。 なお、都営バス2005年平成17年以降環境対策抜本的改革一環として引退車両譲渡極力認めない方針したため前述のらくらステップ共々日本国内での再使用見込まれいとされており、2005年平成17年以前譲渡され株式会社東陽バス事業部サンデン交通宇部市交通局唯一の譲渡例となる。ただし、大阪市交通局など東京都交通局以外が導入した同型車には、譲渡例が見られる。 ※NOxPM規制により、首都圏九都県市では1995年平成7年)式まで廃車地方への譲渡または輸出)が進んでいる。

※この「リフト付超低床バス」の解説は、「ワンステップバス」の解説の一部です。
「リフト付超低床バス」を含む「ワンステップバス」の記事については、「ワンステップバス」の概要を参照ください。

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