ラバン
ラバン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/07 13:15 UTC 版)
ラバン(לבן, Lāḇān, Lavan)は、旧約聖書に記される人物で、イサクの妻リベカの兄弟で、ヤコブのおじに当たる。ラバンとはへブル語で「白い」という意味である、主に男性の名前に用いられる。
聖書の記述
アブラハムの兄弟ナホルの孫で、ベトエルの息子でリベカの兄である。アブラハムの出身地であるカランに住み、多くの家畜と奴隷を所有していた。
ラバンはイサクの結婚にあたり、ベトエルと共に、アブラハムのしもべをむかえ、親切にもてなした。
後に、イサクの家で、長子の権利をめぐって、双子の息子、エサウとヤコブが争った時、母リベカの勧めで、ヤコブは逃亡して、ラバンのもとに身を寄せる。その際には、ラバンの娘ラケルへの好意を利用した。
ラバンは下の娘、ラケルとの結婚の条件として、7年間の労働を要求した上、7年後に偽って、レアと結婚させた。ヤコブは抗議したが、さらにラケルと結婚するためにもう7年間の労働を要求した。さらに、ヤコブの帰郷の申し出も、家畜の群れを増やすために利用した[1]。
やがて全家族をつれて逃亡した、ヤコブ一行を追う。しかし、ヤコブとラバンは和解して、ラバンの提案で、石の柱を立てて、契約を結ぶ[2]。ラバンはそれをアラム語でエガル・サハドタと名付け、ヤコブはヘブル語でガルエデと名付けた。
ラバンはヤハウェ信仰だけはなく、占いをしたりティラフィムを拝んでいたり、異教の習慣も持ち合わせていた[3]。
脚注
参考文献
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- 『新聖書辞典』いのちのことば社、1985年
ラバン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 16:20 UTC 版)
過去の地球において使われていた、首輪の形をした機械。通話のほかGPS機能など、様々な機能が備わっている。
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「ラバン」の例文・使い方・用例・文例
- 私はキャラバン車の設計にそれが必要です
- ジプシーのキャラバン.
- キャラバンは、毎日およそ100マイルを走破した
- 東洋のある国々の宿で大きな前庭がありキャラバンのための設備を提供する
- サラバンドを踊るために作曲された曲
- ハンガリーの振付師で、ラバン式ダンス表記法を開発した(1879年−1958年)
- キャラバンシューズという軽登山靴
- サラバントという舞曲
- ラバン党という,フィリピンの政党
- パナウェーブの白い車両のキャラバン隊は福井,岐阜,長野そして山梨県の道路を走行した。
- それはダイハツの軽自動車「ミラバン」から改造され,8320本のリチウムイオン電池を搭載していた。
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