メモリとI/O
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/21 02:01 UTC 版)
「データゼネラルNova」の記事における「メモリとI/O」の解説
最初のモデルは、8K語の磁気コアメモリがオプションとして用意されていたが、これは実質的に誰もが購入しなければならなもので、システムコストは最大7,995ドルになった。 このコアメモリ基板は、4つのバンクを4つのグループに分けて平面的に構成されており、各バンクは64 x 64マトリクスで2セットのコアが搭載されていた。したがって、64 x 64 = 4096ビット/セット、x 2セットで8,192ビット、x 4バンクで32,768ビット、x 4グループで合計131,072ビットとなり、これを16ビットのマシン語サイズで割ると8,192ワードのメモリを与える。 この8K語メモリ基板のコアは、中央に配置された幅5.25インチ、高さ6.125インチの「ボード・オン・ア・ボード」を占め、保護板で覆われていた。 このコアは、必要なサポートドライバーの読み取り/書き込み/書き換え回路に囲まれていた。 すべてのコアと対応するサポート電子機器は、単一の標準的な15 x 15インチ (380 mm) の基板に収まっている。このようなコアRAMは、1つの外部拡張ボックスで最大32Kまでサポートできる。 当時、 半導体 ROMはすでに入手可能であり、RAMなしシステム(つまりROMのみを搭載したシステム)は多くの産業現場で人気を博した。 初代Novaは約200 kHzで動作していたが、SuperNova は特殊な半導体メインメモリを使用した場合、最大3MHzで動作するように設計されていた。 バックプレーンとI/O信号が標準化されているため、シンプルで効率的なI/O設計となっており、プログラムされたI/OやデータチャネルデバイスをNovaに接続する際には、競合するマシンと比較してシンプルなものとなっている。 Novaバックプレーンにはワイヤーラップピンがあり、専用のI/Oバス構造に加えて、標準外のコネクタやその他の特殊な用途にも使用できた。
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