メモボックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 00:41 UTC 版)
1950年、ジャガー・ルクルトは、「記憶の声」を意味するメモボックスを発表する。そのストライキング機構は、目覚ましや待ち合わせ、時刻表としても使用することができ、最初のモデルは手巻で、ジャガー・ルクルト製キャリバー489を搭載していた。 1956年、ジャガー・ルクルト製キャリバー815を搭載したメモボックスが発表され、これは世界初のアラーム付き自動巻腕時計となる。そのすぐ後には、創業125周年を記念してメモボックス・ワールドタイムが発表される。1959年には、ダイバーに浮上を知らせるための特別なアラームを搭載したメモボックス・ディープシーが発表され、1965年には、水中での音の伝達を最適化するためにトリプルケースバック(特許取得済み)を備えたメモボックス・ポラリスが発表された。 メモボックス・ポラリスは、現在のマスター・コンプレッサー ラインやAMVOXラインの源流となったモデルで、2008年にメモボックス・トリビュート・トゥ・ポラリスの名で復刻された。
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