メタルマンマスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 02:38 UTC 版)
「メタルマン (映画)」の記事における「メタルマンマスク」の解説
セバスチャンがオーナーを務める軍事企業にて、ピーター博士やマリッサの父親のジュレミーらが開発した万能なパワードマスク。2つ存在するが、どちらも開発中にピーター博士に強奪され、その後はブレイク博士が保有している。付属するスーツも存在するものの、主な機能はマスク内によって処理されている。また、マスクだけでは真価を発揮できず、真の力を引き出すには脳の機能を増幅させ、機能を拡張する電子チップが最低3つは必要である。劇中ではチップは2つがブレイク博士の手に、残りがセバスチャンの手にあった。劇中では、2つのマスクのうち1つがカイルに強制的に装着され、もう1つがセバスチャンに強奪された後に研究用として使用される。しかし、強奪されたものはチップが正常に装着できないもので、囮であるとマリッサは看破した。なお、チップを差し込んだ状態のメタルマンの力は未知数で、ナビゲートAIすら「私にもわからん。」と言った。更にマスクには起動時に装着者ごと自壊する、もう1つのコピーマスクも登場する。なお、秘密のコードである「44875」と唱えると、メタルマンマスクが固定・外れなくなり、または自壊するプログラムが発動する。 劇中に登場したメタルマンマスクの使用経緯を下記する。 第一のメタルマンマスク - ピーター博士により奪取され、ブレイク博士に継承、カイルが使用した。 第二のメタルマンマスク - ピーター博士により奪取され、ブレイク博士に継承、セバスチャンが奪取、研究した結果偽物と判明、マリッサとダイアナにより殺人トラップを内蔵したが、セバスチャンに露見しダイアナが被らされ死亡。 第三のメタルマンマスク - ピーター博士がセバスチャンの元に意図的に残し、劇中終盤にてセバスチャンが使用、秘密のコードによるプログラムが発動し自滅した。 ナビゲートAI カイルが装着したメタルマンマスクのみに内蔵されている。ブレイク博士の人格を模したナビゲートAIで、装着者との対話が可能である。任意に停止させることもできるが、一定時間が経過すると自然に解除される。なお、装着者の神経活動の一つである睡眠中の夢を垣間見ることも可能である。劇中では、死亡したブレイク博士の代わりにカイルを導くが、生前の博士同様強引かつ独善的な側面が強い。 脳機能の増幅・改造 脳にナノ・ロボットを侵入させることで、装着者の潜在能力を発揮、暗示による思考調整を行える。なお、カイルはこれにより閉所恐怖症を克服した。また、改良により洗脳目的に使用することも可能であり、セバスチャンがマリッサを服従させるために使用した。
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