メジャー監督復帰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 14:54 UTC 版)
「ボビー・バレンタイン」の記事における「メジャー監督復帰」の解説
1996年にはメッツ傘下のAAA級ノーフォークの監督に復帰し、シーズン途中にメッツの監督に昇格する。柏田貴史、吉井理人、新庄剛志、小宮山悟ら日本人選手を積極的に受け入れた。2000年にはワイルドカードからディビジョンシリーズ、リーグチャンピオンシップシリーズを勝ち上がり、ワールドシリーズへの出場を果たした。 メッツ監督時代の1999年6月9日のトロント・ブルージェイズ戦では、延長12回に審判に退場を命じられて一旦退場したものの、その後サングラスと付けひげ・黒いTシャツで変装してベンチに戻ってきた(このシーンは日本のスポーツバラエティ番組でもよく取り上げられる)。試合はメッツが延長14回にサヨナラ勝ちを収め、バレンタインも選手の歓喜の輪に加わった。試合後、この件を新聞記者に問われたバレンタインは「自分に似ていない誰かがベンチにいたんだろう」ととぼけ、さらにナショナルリーグ会長からの電話による事情聴取にも「あの時はベンチとロッカールームの間の通路にいた」と退場後にベンチに戻ったことを頑強に否定した(この件で、バレンタインは、罰金5,000ドルと2試合出場停止の処分を受けた)。 2001年にはMLBオールスターゲームにおいてナショナルリーグ監督を務め、対するアメリカンリーグのシアトル・マリナーズより初選出されたイチローとオープニングセレモニーで握手を交わしている。 2002年シーズン終了後にメッツ監督を解任され、2003年は解説者として過ごす。
※この「メジャー監督復帰」の解説は、「ボビー・バレンタイン」の解説の一部です。
「メジャー監督復帰」を含む「ボビー・バレンタイン」の記事については、「ボビー・バレンタイン」の概要を参照ください。
- メジャー監督復帰のページへのリンク