メガリスを巡る戦い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 14:37 UTC 版)
「大陸戦争 (ACE COMBAT)」の記事における「メガリスを巡る戦い」の解説
エルジア政府の降伏によって大陸戦争は終結した。しかしISAFへの降伏を拒否したエルジア軍の若手将校の一部が、開発中ながら攻撃力を備えていたトゥインクル諸島にあるメガリスを占拠した。メガリスはロケット発射施設であり、軌道上にあるユリシーズの破片に向けて発射してその破片を地上の目標に向けて落着させる軍事施設である。若手将校の手によってメガリスは稼働を開始し、破片による落下攻撃が行われたため、これ以上の攻撃を阻止すべく9月26日にISAFはジャッジメントデイ作戦を開始した。メガリスは対空兵器の類は一切設置していないものの、外側からの攻撃では破壊が困難なほどの堅牢性を有する要塞であった。ISAFは航空部隊と施設への突入部隊を連携させ、メガリスの破壊を試みた。作戦の手筈としては、ミサイル搬入路の溝の奥にある3つのジェネレーターを空軍機によって破壊させ、施設の停電を狙って突入部隊がサブコントロールルームを制圧し、中央の排熱口と脱出口を解放させる。空軍機は排熱口から侵入し、ミサイル群を破壊してミサイル発射口から脱出するという流れであった。 ISAF空軍は大陸戦争で伝説的活躍を残したメビウス1を中心に中隊を再編成し、これまで複数のコールサインが混在していたのを「メビウス」、エンブレムも「メビウスの輪」で統一し、メビウス中隊を編成して作戦参加機とした。ファーバンティから出撃したメビウス中隊 は、黄色中隊に因んで同様の塗装を施したSu-37戦闘機に搭乗したエルジア軍若手パイロットの部隊と交戦した。メガリス内部ではISAF突入部隊がエルジアのメガリス占拠部隊と白兵戦を展開した。空戦後、メビウス1が3基のジェネレーターを破壊したことで、サブコントロールルームを閉じていた電子ロックが解除された。突入部隊が直ちに突入し、室内を制圧した。メビウス1は開いた排熱口から中央サイロ内に突入して内部の大型ミサイルを破壊し、同時に突入部隊がミサイル発射口を開きメビウス1は脱出に成功した。こうしてメガリスを巡る戦いはISAFの勝利に終わり、ユリシーズの破片を利用した落下攻撃は阻止された。
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