マーブレ88-8【マーブレ ハチハチノハチ】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10959号 |
登録年月日 | 2002年 12月 16日 | |
農林水産植物の種類 | ぶなしめじ | |
登録品種の名称及びその読み | マーブレ88-8 よみ:マーブレ ハチハチノハチ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 北海道 | |
品種登録者の住所 | 北海道札幌市中央区北三条西6丁目 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 原田陽、冝壽次盛生、富樫巌、伊藤清、米山彰造 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、野生種(北海道旭川市産)から組織分離して育成されたものであり、菌さん中央部が暗灰黄褐色で、菌柄の形が中太の施設栽培向きの品種である。菌さんの大きさは小、断面は丸山形、中央部は暗灰黄褐色、周縁部は暗黄褐色、肉の厚さはやや薄い、肉質は普通である。斑紋の多少は普通、大小は中、分布の状態は周縁部以外、明瞭度は普通である。菌しゅうの色は黄白色、並び方は正常、幅及び密度は普通である。菌柄の長さはやや長、菌さんへのつき方は中心生、形は中太、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は2.1以上である。種菌接種から菌かきまでの培養期間は51~60日、菌かき後の最適温度における子実体収穫までの期間は26日以上、芽出し最適温度は15~18℃、子実体の生長最適温度は15~17℃である。子実体の発生型は株状型、収量は101~120g/瓶、有効茎本数は41本以上である。「秋山」及び「博多A-264」と比較して、種菌接種から菌かきまでの培養期間が短いこと等で区別性が認められる。なお、「秋山」及び「博多A-264」との対峙培養において明確な帯線形成をする。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に北海道立林産試験場(旭川市)において、野生種(北海道旭川市産)から組織分離し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「カムイ88-8」であった。 |
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