マークV
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マークV (Mark V, Mk-V, Mark 5)
- 兵器
- 自動車
- 鉄道車両
関連項目
マーク V
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 09:17 UTC 版)
装甲兵員輸送車であるマーク IXを除いて、大戦中に量産された菱形戦車の最終型にして完成形。 1918年1月から生産開始。主に、エンジンの換装やトランスミッション系などの改良が行われた型で、ギアーズマン2名とブレークスマン(ブレーキ手、それまで車長が兼任していた)1名が不要になり、それまで4人がかりだった戦車の操縦が、操縦手1名のみで可能になるという、抜本的な改良が行われた。これにより実用性が大きく向上した。乗員は8名で、車長(専任)1名と、操縦手1名と、砲手や機関銃手6名。さらにそれまでの菱形戦車に比べてエンジン出力が向上し、足回りの改良と相まって機動性が向上した。 また、装甲はマーク IVよりもさらに厚くなり、操行装置の改良により、車体尾部の超壕補助兼操行補助用の大型尾輪(ステアリング・ホイール)は不要となり廃止された。加えて、乗員の視界が改善されている。武装に関しては、ガンナーが増えたことや邪魔な尾輪が無くなったことで、マークVからは雄雌型それぞれ軽機関銃が車体後面に1挺ずつ増えている。更なる改良型であるマーク V*、V**(*は「スター」、**は「ダブルスター」と読む)も存在する。マーク V*は車体中央部分が延長され、履帯の接地面積が増えたために、操縦や旋回が困難になった。マーク V*は579両が完成。マーク V**では、足回りの改修とエンジンをリカード 225 hpに換装し、その欠点が改善されたが、第一次世界大戦の終結により、戦後に25両が生産されたのみであった。 詳細は「マーク V 戦車」を参照
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