マルペシア【マルペシア】(草花類)
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登録番号 | 第4622号 |
登録年月日 | 1995年 8月 17日 | |
農林水産植物の種類 | ほうせんか | |
登録品種の名称及びその読み | マルペシア よみ:マルペシア |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1998年 8月 18日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン | |
品種登録者の住所 | 愛知県愛知郡長久手町砂子631番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ルードビッヒキエンツラー | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,育成者の所有系統どうしを交配して育成されたものであり,花の色は鮮橙赤に淡ピンクが入る複色で,四季咲きの中輪花である。 草型は中間型,草丈は中間性,株幅は中である。茎の長さ及び太さは中,色は濃褐,節部の着色は有,分枝性は強,茎の毛の有無は無である。葉のつき方は輪性,全形は長楕円状披針形,先端の形は漸鋭先形,基部の形は鋭先脚,葉長及び葉幅は中,葉柄の長さは長,葉縁の形は浅鋸歯,とげの明瞭度は明瞭,葉の表面の地色は暗緑(JHS カラーチャート3309),斑の有無は無,光沢は強,葉の裏面の地色は浅灰茶(同1316),模様の有無は無である。花序は単生,1葉えきの花数は1~3個,着花位置は上部,花の向きは上向き,一重・八重の別は一重,花弁数は5枚,一重咲の花形はⅢ型,花弁の切れ込みはやや深,花冠の縦径及び横径は5.1 ~6.5cm ,単色・複色の別は複色,花弁の地色は鮮橙赤(同0706),2次的な色は淡ピンク(同0402),基部の色は鮮紅(同0107),距の長さは3.1 ~5.0 cm,曲りは中,色は濃紅(同0109),花柄の長さは4.1 ~6.0 cmである。開花習性は四季咲き,開花の早晩性は早である。 「セレニア」と比較して,茎の色が濃褐であること,葉の先端の形が漸鋭先形であること,葉の裏面の地色が浅灰茶であること,花弁の切れ込みが深いこと等で,「キマ」と比較して,葉の光沢が強いこと,葉の裏面の地色が浅灰茶であること,一重咲きの花形がⅢ型であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1989年に育成者の農場(ドイツ連邦共和国)において,育成者の所有系統どうしを交配して得られた実生の中から選抜,育成されたものであり,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1990年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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