マクドナルとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 外国人名の読み方 > マクドナルの意味・解説 

マクドナル

名前 Macdonald

ジャック・マクドナル

(マクドナル から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/30 14:38 UTC 版)

エティエンヌ・ジャック・ジョゼフ・アレクサンドル・マクドナル
Étienne Jacques Joseph Alexandre Macdonald
マクドナル元帥
生誕 (1765-11-17) 1765年11月17日
フランス王国スダン
死没 (1840-09-25) 1840年9月25日(74歳没)
フランス王国、ボーリュ=シャル=ロワール
所属組織 フランス軍
軍歴 1785年1830年
最終階級 帝国元帥
墓所 ペール・ラシェーズ墓地
テンプレートを表示

エティエンヌ・ジャック・ジョゼフ・アレクサンドル・マクドナル: Étienne Jacques Joseph Alexandre Macdonald, 1765年11月17日 - 1840年9月25日)は、フランス革命戦争ナポレオン戦争で活躍したフランス軍人である。第一帝政復古王政元帥ターラント公爵。

略歴

スダンスコットランド系フランス人貴族の家系に生まれた。チャールズ小僭王とともにスコットランドからフランスに逃れてきたジャコバイトの末裔である。このために姓は英語読みでマクドナルドと書かれることがある[1]

1809年にナポレオンから軍団長に指名され、さらに若いイタリア副王ウジェーヌ・ド・ボアルネ軍事顧問としての役割も与えられた。ワグラムの戦いでは彼の軍団の攻撃でオーストリア軍中央部を潰走させて勝利を導いた。 ターラント公爵の称号を与えられた。

1810年には半島戦争への支援に赴いた。また1812年ロシア戦役では左翼を担った。1813年のドイツ戦役ではリュッツェンの戦い、バウツェンの戦い (enの後、シレジアへ侵攻したが、ドレスデンの戦いと同じ日の8月26日、カッツバッハの戦い (enブリュッヘル率いるプロイセン軍に撃破された。ライプツィヒの戦いではライプツィヒ市街からのフランス軍の退却をユゼフ・ポニャトフスキと共に任されたが、橋梁が爆破された後、フランス軍にエルスター川を泳いで渡河するように指揮を行っている(この間、ポニャトフスキが戦死している)。1814年、第6次対仏大同盟軍がベルサイユに到達し、ネイ元帥らがナポレオンに退位を迫る中、マクドナルは変わらず忠誠を示していた。

復古王政下では貴族に列している。百日天下の際にはナポレオンに与せず、ルイ18世を護衛している。1816年には、1814年憲章下での貴族院に加わっている。

脚注

  1. ^ 一般的な慣習としては現地音に近い人名表記をするということになっているので、ここでは「マクドナル」となる。なお、「マクドナルド」もスコットランドでの本来の発音からはやや離れている(マクドナルド (曖昧さ回避) を参照)。

参考文献

  • Heraldica.org- Napoleonic heraldry Macdonald was especially fortunate in the accounts of his military exploits, Mathieu Dumas and Ségur having been on his staff in Switzerland.
  • M.Dumas, Evénements militaires
  • Ségur's rare tract, Lecture sur la campagne du Général Macdonald dans les Grisons en 1800 et 1801 (1802), and Eloge (1842).
  • His memoirs were published in 1892 (Eng. trans., Recollections of Marshal Macdonald), but are brief and wanting in balance.

「マクドナル」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マクドナル」の関連用語

マクドナルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マクドナルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのジャック・マクドナル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS