ボールベアリング
転動体にボールを使う転がり軸受け。ローラーに比べると耐荷重は低いが、摩擦抵抗は少なく高回転まで使用できる。そのポールベアリングの種類は、軸に直角な荷重(ラジアル荷重)を受けるときに使用するラジアル軸受けと、軸方向荷重(スラスト荷重)を受けるときに使用するスラスト軸受けがある。ラジアルのなかには単列と複列がある。単列のなかには固定型とアンギュラーコンタクト型、複列には自動調心型とアンギュラーコンタクト型がある。FR車用MTの入力軸や出力軸の軸受けには、単列の固定型ボールベアリングが使用されている。クラッチのレリーズベアリングには、スラスト荷重を受けるので単列のアンギュラーコンタクト型が使用されている。
参照 玉軸受け玉軸受
(ボール‐ベアリング から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/22 16:57 UTC 版)
玉軸受(たまじくうけ)は、軸受の可動部品間を玉を使って分離する転がり軸受の一種。ボール軸受、ボールベアリング (ball bearing) とも。
- ^ "Leerboek wentellagers", SKF, 1985
- ^ JIS B 1518 5.3項 式(4)
- ^ Koyo転がり軸受総合カタログ A38ページ
- ^ J. J. C. Hoo (1998). Bearing Steels: Into the 21st Century. ASTM International. p. 444–445 2008年11月18日閲覧。
- ^ Speer, Albert (1970). Inside the Third Reich. New York and Toronto: Macmillan. pp. 331–347
- ^ Brunner, Gisbert (1999). Wristwatcges - Armbanduhren - Montres-bracelets. Köln, Germany: Könnemann. p. 454. ISBN 3-8290-0660-8
ボールベアリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/05 22:17 UTC 版)
ボール・ナットに使用されるウォームギアはボールねじと同様のものである。ウォームギアがボールナットラック内部で回転する時、ボールベアリングがウォームギアとラックギアの間を移動することで、ギア同士の摩擦を減らし、ステアリング操作を軽くする効果を発揮する。ボールベアリングはウォームギアとラックギアの隙間に合わせて精密に加工されており、ウォームギアの回転に合わせてラック内部を動き回る。ボールベアリングはラック終端まで移動すると、ラックに設けられた外部への通路を通ってギア噛み合い部分から排出され、反対側の通路から再びラック内部へ戻ってくる。この循環する動きにより「リサーキュレーティング・ボール」(ボール循環式)と呼ばれる。 パワーステアリングが普及する以前はボールベアリングによる操作力軽減効果が大きかったため、多数の車種でボール・ナットが採用されたが、反面ダイレクトな操作感が得られにくいというデメリットもあり、スポーツ車種を中心にラック・アンド・ピニオンが徐々に普及していき、パワーステアリングの普及と共にラック・アンド・ピニオンに取って代わられることとなった。
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