ホテル・カーディナル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 03:29 UTC 版)
「バーテンダー (漫画)」の記事における「ホテル・カーディナル」の解説
来島 美和(くるしま みわ) 声 - 藤村歩 初登場時26歳(3巻23話より)。東京・汐留のホテル・カーディナルのホテル料飲部勤務。来島泰三の孫娘で、マンガ・アニメともに第1話で登場した神嶋の部下である(人事部以外、社内に彼女の素性を知る者はいない)。物心つく前に両親を亡くしたため、祖父である来島に育てられた。溜に逢ってからというもの、酒の問題に関しては常に彼に相談を持ちかけており、難題を解決してもらっている。祖父が過保護なせいか、普通のOLのような生活を送れない現状にいささか不満を持っている。 本人は気づいていないが、溜に気がある模様。 左の尻にほくろがあると溜に知られている。 OLだが、いつも白いソックスと運動靴を履いている。アニメ 基本的な設定は原作と同じ。追記すべき点は、フランスに在留していた経験があることと、ストーリーテラーを務めていること。フランス在留時に彼女はホテルのバーで溜のカクテルを飲んでおり、そのときの記憶がアニメ自体の始まりのきっかけとなる。彼女の紹介がきっかけで自身の問題を解決したお客様もいる。 アニメでは、原作とくらべ、溜との精神的な交流は浅い模様。 来島 泰三(くるしま たいぞう) 声 - 石森達幸 美和の祖父。来島興産の会長兼ホテル・カーディナル代表取締役。横須賀にあった割烹旅館の4代目であったが、ビジネスマンとして優秀であった彼は、旅館を大きく発展させた。が、日本旅館の運営が難しくなりつつある時代のなかで、旅館のホテル化を提唱する息子(=美和の実父)と対立、そのまま断絶状態に入る。それから2年半が過ぎた頃、息子夫妻が事故で他界。ひとり残された幼い美和を引き取って育てる一方、来島興産を屈指のホテルグループへと成長させる。 溜のカクテルの味と観察力・旺盛なサービス心をいたく気に入り、彼をホテル・カーディナルに引き抜こうと画策していたが、その計画はついに実現することとなる。アニメ 基本的な設定は原作と同じだが、登場シーンは少ない。 川上 京子(かわかみ きょうこ) 「Bar 南」の見習いバーテンダー。カクテルコンクールで来島泰三と溜に実力を買われカーディナルに移った。バーテンダーとしての腕は未熟で荒削りだが、負けん気は人一倍強い。「Bar 南」時代より佐々倉と面識がある。大酒飲みで酒にあまり酔わない《大ザル》。
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