ベンガル人とは? わかりやすく解説

ベンガル人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 01:17 UTC 版)

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ベンガル人
বাঙালি
総人口
3億人
居住地域
 バングラデシュ ·  インド ·  パキスタン · ほか
言語
ベンガル語
宗教
イスラム教 · ヒンドゥー教 · 仏教 · キリスト教

ベンガル人(ベンガルじん、ベンガル語: বাঙালি)は、ベンガル地方バングラデシュおよびインド西ベンガルビハール州)を中心に住むインド・アーリア人に属する民族で、一部は先住民族のドラヴィダ人と混血している。言語はベンガル語を話す。

概略

約半分はインド国内に住んでいるが、ベンガル地方のインド側ではヒンドゥー教徒を明らかに上回っている。

ベンガル人にはバングラデシュに住む者を中心にイスラム教徒が多い。イスラム教を除けば、大部分はヒンドゥー教徒である。その他、少数の仏教徒もいる。しかし宗教に関わらずベンガル語とベンガル文字が広く使われており、民族意識が強い。

ミャンマーに定住するベンガル人はロヒンギャとも呼ばれ、これもイスラム教徒で民族意識が強く、仏教徒の多いミャンマーにおいて社会問題となっている。ミャンマーでは、ロヒンギャを侵入者と定義し、ミャンマー国籍を与えずに迫害・弾圧・虐殺を続けており、この差別に対して全世界でロヒンギャを援助する動きを見せている(一方でバングラデシュでは国内に貧困問題を抱えていることもあり、民族的には近いロヒンギャへの援助には比較的、消極的である[要出典])。なお、ミャンマーにおいて「ベンガル人(ミャンマーの言葉でベンガリ)」との呼称は、ロヒンギャに対する蔑称となるので注意が必要となる[1][2]

遺伝子

ベンガル人のY-DNA遺伝子は、ある調査によれば、以下である。

  • バングラディッシュ[3]・・・H:35.71%、R1a:21.43%、J:11.9%、O:9.52%、R2:7.14%、C:7.14%、L:4.76%、G:4.72%、Q:2.38%
  • インド西部[4]・・・R1a:38.7%、R2:22.6%、H:9.7%、J:9.7%、R1b:6.5%、G:3.2%、C:3.2%、F:3%

出アフリカ後に南ルート(オーストラロイド)、北ルート(モンゴロイド)、西ルート(コーカソイド[5][6]をとった系統が複雑に混合している。

著名なベンガル人

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Dmitry ZAKS (2018年9月6日). “ロヒンギャ危機めぐる国際的非難、ミャンマーの反発”. AFPBB News. http://www.afpbb.com/articles/-/3188354 2018年9月7日閲覧。 
  2. ^ “「仏教のビンラディン」、ロヒンギャ問題で国際社会を非難”. AFPBB News. (2018年10月15日). http://www.afpbb.com/articles/-/3193322 2018年10月20日閲覧。 
  3. ^ “Punctuated bursts in human male demography inferred from 1,244 worldwide Y-chromosome sequences”. Nature Genetics 48 (6): 593–9. (June 2016). doi:10.1038/ng.3559. PMC 4884158. PMID 27111036. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4884158/. 
  4. ^ “The genetic heritage of the earliest settlers persists both in Indian tribal and caste populations”. American Journal of Human Genetics 72 (2): 313–32. (February 2003). doi:10.1086/346068. PMC 379225. PMID 12536373. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC379225/. 
  5. ^ 崎谷満(2009)『新日本人の起源』勉誠出版
  6. ^ 崎谷満(2009)『DNA・考古・言語の学際研究が示す 新・日本列島史』勉誠出版

関連項目

外部リンク


ベンガル人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/20 06:47 UTC 版)

チッタゴン丘陵地帯」の記事における「ベンガル人」の解説

1947年独立時丘陵地帯に暮らすベンガル人はごく少数であったその後カプタイダム開発後述)などで丘陵地帯来て定住したベンガル人人口1971年パキスタンからの独立時で約5万と言われている。これらの人々その子孫1997年和平協定においてチッタゴン丘陵地帯評議会選挙権認められ、つまりは先住民族同等な権利有する正当な居住者とされた。ベンガル人人口大多数政府入植政策により移住した人々である。また、入植政策とは無関係に職を求めて平野部から非合法に移住してくるベンガル人も少なくない

※この「ベンガル人」の解説は、「チッタゴン丘陵地帯」の解説の一部です。
「ベンガル人」を含む「チッタゴン丘陵地帯」の記事については、「チッタゴン丘陵地帯」の概要を参照ください。

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