ベニアカリとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 生物 > 品種登録データベース > ベニアカリの意味・解説 

ベニアカリ【ベニアカリ】(食用作物)

登録番号 第5367号
登録年月日 1997年 2月 28日
農林水産植物の種類 ばれいしょ
登録品種の名称及びその読み ベニアカリ
 よみ:ベニアカリ
品種登録の有効期限 15 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
品種登録者の住所 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1
登録品種の育成をした者の氏名 梅村 森元幸 木村鉄西部幸男 入倉幸雄 佐藤正人 米田勉 内沢啓 三井清水石井現相
登録品種の植物体の特性の概要
 この品種は,「北海61号」に出願育成ジャガイモシストセンチュウ抵抗性遺伝子保有系統交配して育成され固定品種であり,いもの形は楕円形,皮色は淡赤,でん粉価が多くジャガイモシストセンチュウ抵抗性有する調理用品種である。  叢性はやや開張型,個重型・個数型の別はやや個数型,幼芽の色は紫,長さは中,太さはやや太,翼はやや波,色(1次色)は紫,分枝数はやや少である。萌芽時の葉色は帯紫,頂小葉の形は細,小葉の形はやや細,頂小葉及び小葉大きさは中である。花の数は多,がくの色は帯紫,花の大きさは中,花色1次色)は赤紫系で外面先白が入る。ふく長さは中,いもの長短はやや長,形は楕円形,皮色(1次色)は淡赤,表皮の粗滑はやや滑,目の数は中,目の深浅はやや浅,肉色1次色)は白である。休眠期間は長,ちょう期,初期生育及び早期肥大性は中,上いも重及び数はやや多である。でん粉価は高,肉質は粉,黒変程度は微,煮くずれの程度は多,食味は中である。Yモザイク病塊茎腐敗抵抗性及びそうか病抵抗性は中,ジャガイモシストセンチュウ抵抗性推定遺伝子型はH1である。  「男爵薯」と比較して長さ長いこと,色(1次色)が紫であること,いもの形が楕円形であること,いもの皮色(1次色)が淡赤であること,でん粉価が高いこと,ジャガイモシストセンチュウ抵抗性推定遺伝子型有すること等で,「農林1号」と比較して色(1次色)が紫であること,花色1次色)が赤紫系であること,いもの形が楕円形であること,いもの皮色(1次色)が淡赤であること,でん粉価が高いこと,ジャガイモシストセンチュウ抵抗性推定遺伝子型有すること等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
 この品種は,北海道農業試験場馬鈴しょ育種研究室恵庭市)において,昭和59年に「北海61号」に出願育成ジャガイモシストセンチュウ抵抗性遺伝子保有系統交配し60年播種した実生集団から選抜した固定品種であり,平成2年から系統地域適応性検定試験等の試験3年から「北海73号」の系統名付して奨励品種決定試験行い,その特性が安定していることを確認して育成完了したのである




このページでは「品種登録データベース」からベニアカリを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からベニアカリを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からベニアカリ を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ベニアカリ」の関連用語

ベニアカリのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ベニアカリのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
農林水産省農林水産省
Copyright The Ministry of Agriculture. Forestry and Fisheries of Japan
品種登録ホームページ

©2024 GRAS Group, Inc.RSS