インカゴールド【インカゴールド】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8636号 |
登録年月日 | 2001年 2月 9日 | |
農林水産植物の種類 | ばれいしょ | |
登録品種の名称及びその読み | インカゴールド よみ:インカゴールド |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構、和田製糖株式会社 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1、東京都中央区日本橋蛎殻町1丁目6番11号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 梅村芳樹、中尾敬、小原明子、森元幸、米田勉、木村鉄也、吉田勉、隅田隆男、高松直、林一也、大川豊、岡田亨、12 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成された固定品種であり、いもの形は球形、皮色は淡赤、肉色が黄の調理・加工原料向きの品種である。叢性はやや開張型、個重型・個数型の別は個数型、幼芽の色は赤紫、幼芽の太さ及び茎の長さは中、太さは細、茎翼は無、茎色(1次色)は緑、分枝数は多、萌芽時の葉色は帯赤、頂小葉及び小葉の形は中間、大きさは小、花の数は中、がくの色は紫、花の大きさは中、花色(1次色)は白、花粉の多少は中、結果数は少、ふく枝の長さは長、いも着生の深浅は浅、いもの長短は短、扁平度は弱、形は球形、皮色(1次色)は淡赤、表皮の粗滑は滑、目の数は中、深浅は深、肉色(1次色)は黄、休眠期間は極短、枯ちょう期は中早、初期生育はやや速、早期肥大性は中、上いも平均1個重はかなり小、肉質は中、黒変の程度は微、煮くずれの程度は少、舌ざわりは滑、チップ・フライの褐変程度は微、フライの乾湿は中、食味は上である。「エスペランサローハ」と比較して、花色が白であること、いもの形が球形であること、「ベニアカリ」と比較して、花色が白であること、肉色が黄であること、休眠期間が短いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に北海道農業試験場島松試験地(恵庭市)において、出願者所有の育成系統どうし(「W822229-5」×「W872209-5」)を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「WB902240-1」であった。 |
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