プロトポロス関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 15:41 UTC 版)
「#プロトポロス関連」も参照 リチャード・アラタ 世界的人気ゲーム「プロトポロス」を製作した伝説的なゲームデザイナー。アウトローの一派「潜伏派」のリーダー。 長髪とサングラスで素顔を隠した男性。運営者達によれば、オフプロの構築期で周りが疲弊する中にあっても旺盛に指揮を執り続け、非常時の英雄・神のような存在だったという。表向きはプロトポロスの権利を売却して消えたことになっているが、台馬ら同志達と共に現実世界でのプロトポロス(オフプロ)を製作する。その後、台馬らに管理を任せ、完全に消息を絶っていたが、少なくともプロトポロス編の時系列においては密かに入島しており、レベル100の特権アカウントを持って「潜伏派」のリーダーとして暗躍していた。 解離性障害によって自分自身を第三者の視点から見る独特の感覚を持ち、それを神の存在と神が自分を見ていることの証拠だと考えている。アウトローを掌握したい貘とラロの戦いにあっては特に他意を見せず、卍勝負に従う素振りを見せていたが、やがては何らかの目的のために彼らを出し抜くような行動を見せていく。上記の特権アカウントを使ってプレーヤーに復帰する、という形で貘との契約を一方的に破棄し、実は手下の藤壺を使って工作員(実は梟)を潜入させ、システムの支配に必要な台馬のパスワードを手に入れようとする。さらには疲弊したラロを手球に取り、自らの手駒に加えようとしたが、「カラカルのダイアモンド」に触れたことでラロの狂気を誘発してしまい殺される。その後、特権アカウントをめぐり、エア・ポーカー対決へと展開していく。 プロトポロス編のクライマックスにおいて、実は今まで作中に登場していたアラタは偽者であったことが判明する。神の視点の正体も、本物のアラタに操られていることを意味していた。真の目的は本物の国家規模のプロトポロスを行うことにあり、今までのゲームはそのための選別であったという(β版と呼称される)。最後に台馬達の前に姿を表すと、望む者を連れて、アフリカの破綻国家・ヒューガー人民共和国を乗っ取り、国家規模のプロトポロスを実現する。
※この「プロトポロス関係者」の解説は、「嘘喰い」の解説の一部です。
「プロトポロス関係者」を含む「嘘喰い」の記事については、「嘘喰い」の概要を参照ください。
- プロトポロス関係者のページへのリンク