プロトタイプサイコガンダム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 06:52 UTC 版)
「サイコガンダム」の記事における「プロトタイプサイコガンダム」の解説
メカニックデザイン企画『M-MSV』に登場。初出の『SD CLUB』第8号での名称は「プロトサイコガンダム」。 「連邦・ジオン公国系双方の技術を結集した最強のガンダム」というコンセプトの基に開発された機体。ガンダムMk-IIをベースにしており、ビーム砲を搭載した前腕部はジオングと同様に有線でのオールレンジ攻撃が可能(ただし、地上では直線的な動作しかできない)。胸部中央には拡散メガ粒子砲が搭載されており、ジェネレーターが増設されているものの出力不足のため、メガ粒子砲の発射後は10秒間行動不能となる。また、バックパックにサイコミュ・システムが収納されて大型化したうえ、機体重量は倍増して運動性は劣悪なものとなっている。機体制御と火器管制はすべてサイコミュで実行可能となっているが、一般兵もマニュアルで操作可能。 望月正雄の小説『モビルスーツコレクション・ノベルス Act.1「破滅の機体」』では、初代パイロットのムラサメ研究所の強化人間が重度の精神障害で入院し、代わりにサード・ムラサメ少尉が派遣される。マラサイとジムIIによる中隊(無人機を含む)と模擬戦を行った際に本機は暴走し、多大な犠牲を払いながらもパイロットを含めた本機の破壊をもって事態を収拾する。
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