プリティーファボーレ【プリティーファボーレ】(草花類)
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登録番号 | 第6956号 |
登録年月日 | 1998年 10月 29日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | プリティーファボーレ よみ:プリティーファボーレ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2000年 10月 30日 | |
品種登録者の名称 | 栃木県 | |
品種登録者の住所 | 栃木県宇都宮市塙田1丁目1番20号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岡部陽一 落合悦子 常見讓史 鈴木正史 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり,花は鮮ピンク色の平咲で,中輪の切花向き品種である。 草姿は直立,開花時草丈はやや高,節数は中である。茎の長径は中,硬さは剛,折れの難易は中,色は濃緑,ろう質の有無は中,立茎数はやや多,1茎の側芽及び側枝数は多,側枝の着生位置は主に中上部,節間長はやや長,最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形,先端部の形は鋭くとがる,葉巻き程度は巻かない,最大葉長は中,葉幅は狭,葉色は緑,ろう質はやや少である。つぼみの形は円柱形,大きさは中,花の重ねは一重,上から見た花形は円形,側面から見た花形は平咲,花径は中,花色は鮮ピンク(JHS カラーチャート0104),色彩模様は単一,花弁の波状程度は波状,鋸歯の深さは浅,数は少,花弁の長さ及び幅は中,数はかなり少,ほう葉の形はⅠ型,数は4枚,長さはやや短,がくの形は鐘形,がく筒の色は緑,がくの太さは中,長さはやや長,1花茎当りの花数は多,花の香りは弱である。開花習性は四季咲,早晩性は早生,がく割れの難易性は難である。 「ライトピンクバーバラ」と比較して,つぼみの形が円柱形であること,側面から見た花形が平咲であること,1花茎当りの花数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成2年に栃木県農業試験場(栃木県宇都宮市)において,出願者所有の育成系統どうしを交配し,その実生株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「プリティーファウンテン」であった。 |
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