ブラックアルバイト
業務内容や勤務体制など、従業員の扱いに著しい問題のあるアルバイトの通称。いわゆる「ブラック企業」のバイト版。
一般的には、労働基準法の規定を無視した勤務体制を強いたり、当初合意した契約内容とは異なる勤務内容で働かせたりといった、違法性を孕むアルバイトがブラックアルバイトと呼ばれている。ひとえに、雇用者本位でバイト従業員を過酷に扱う点が共通する。
ブラックアルバイトの例としては、シフトを一方的に決め、バイト従業員の申し出たシフト変更を容認せず、それによってバイト学生の学生生活に支障を出したり、小売店で生じた商品ロス(売れ残り)を自費で買うよう要求したり、業務上のミスに対して罰金を科したり、長時間働かせた上にサービス残業扱いされ、労働時間に見合った賃金が払われなかったり、といったあり方が挙げられる。
ブラックバイト
いわゆるアルバイト勤務の従業員に対して、私生活に支障を来すほどの長時間労働や過酷な労働を強いたり、雇用契約や労働基準法の規定に反する違法性が強く疑われる労働を強いたりするアルバイト雇用のあり方の通称。「ブラック企業」にならって提唱された語。
ブラックバイトの典型的なあり方としては、勤務時間に含まない形での時間外労働を強いる、休憩時間を与えない、学生の身で試験や就職活動などを前日に控えていてもシフト変更に応じず出勤を求める、業務中のミスに対して罰金を課す、暴力や暴言を浴びせられる、そもそも賃金が低い、あまつさえ賃金が支払われない、といった要素が挙げられる。
学生は、ブラックバイトに搾取される立場に立たされやすい。労働に関する法的な知識を十分に身に着けていなかたったり、高圧的な指示・命令に逆らえなかったりといった要因が、社会経験のある労働者よりも従順になりやすいためである。あるいは、そうした学生の弱みにつけこんで酷使しようとするあり方がブラックバイトであるともいえる。
Weblioに収録されているすべての辞書からブラックアルバイトを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- ブラックアルバイトのページへのリンク