フリオイグレシアスとは? わかりやすく解説

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フリオ・イグレシアス

作者村上春樹

収載図書夜のくもざる―村上朝日堂超短篇小説
出版社平凡社
刊行年月1995.6

収載図書夜のくもざる村上朝日堂短篇小説
出版社新潮社
刊行年月1998.3
シリーズ名新潮文庫

収載図書村上春樹全作品19902000 1 短篇集
出版社講談社
刊行年月2002.11


フリオ・イグレシアス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/09 14:19 UTC 版)

フリオ・イグレシアス
フリオ・イグレシアス(2008年)
基本情報
出生名 Julio José Iglesias de la Cueva
フリオ・イグレシアス・デ・ラ・クエバ
生誕 (1943-09-23) 1943年9月23日(81歳)
スペイン マドリード
出身地 スペイン マドリード
ジャンル ラテン音楽
職業 シンガー・ソングライター
活動期間 1968 - 現在
レーベル ソニー
公式サイト Official Site

フリオ・イグレシアス(Julio Iglesias、1943年9月23日 - )は、スペイン出身のポピュラー音楽歌手。弁護士の資格を持つ[1][信頼性要検証]

父親は高名な医師、母親は上流階級出身。弟のカルロスも医師である。

来歴

レアル・マドリードユースチームゴールキーパーをし、一軍に登録した矢先、交通事故で全治約5年の瀕死の重傷を負う。療養中に父のアシスタントからプレゼントされたギターで作詞作曲した曲がベニドルム歌謡祭で優勝。ケンブリッジ大学附属のベル教育基金語学学校で3ヶ月学んだ後、マドリード・コンプルテンセ大学で法律の学位を取得。ミリオンセラーを連発するトップスターとなる。3億枚を超えるレコード・セールスを記録し、ギネスブックに載り「史上最も多くのレコードを売ったアーティスト」の称号を持つ。

代表曲に「黒い瞳のナタリー」、「ビギン・ザ・ビギン」、ウィリー・ネルソンとのデュエット曲「かつて愛した女性へ」などがある。しばしば「世界の恋人」と称される。

本国スペイン語の他に、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、英語の5か国語が堪能に話せる。

全世界のレコード・CD等の売り上げが3億枚を超え、世界のトップセラーのベスト10に入っており、最も成功したラテンシンガーである。

ドミニカ共和国のリゾート地・プンタカナ(Punta Cana)にあるプンタカナ国際空港(en:Punta Cana International Airport)のオーナーグループに名を連ねている[2]。また現在はアメリカフロリダ州マイアミに本宅を構えており、その関係からNBAマイアミ・ヒートの共同オーナー(Limited Partner)でもある[3]

家族

  • 父・フリオ・イグレシアス・ブガ(es:Julio Iglesias Puga, 1915-2005) ‐ 高名な婦人科の医師で、身代金目的でバスクのテロリスト集団ETAに誘拐される事件が起こり、2週間拘束された後、解放された。
  • 先妻・イザベル・プレイスラー(en:Isabel Preysler, 1951-) ‐ フィリピンソーシャライト。1971年結婚、1978年離婚。一女二男を儲ける。フィリピン航空最高経営責任者の父を持ち、チャールズ3世とも親しく、ジャーナリストでもあり、「スペインで最もエレガントな女性」に5回選ばれたセレブリティーである。1979年にフリオ・イグレシアスと離婚した後、1980年にはスペインで最古の由緒ある貴族マルケス・デ・グリニョン家のカルロス・ファルコ公爵と結婚。ファルコと離婚したのちの1988年には経済学者で経済財務相を務めたミゲル・ボジェールと結婚した。2015年にボジェールと別れたのち、2016年から2022年までノーベル賞作家のマリオ・バルガス・リョサと内縁関係。
  • 後妻・ミランダ・リンズバーガー(Miranda Rynsburger) ‐ オランダ人モデル。1991年ごろに結婚(入籍は2010年)し、四子を儲ける。
  • 長男・フリオ・イグレシアス・ジュニア ‐ 歌手。イザベルとの子
  • 次男・エンリケ・イグレシアス ‐ 歌手。イザベルとの子

日本との関わり

初来日は1970年大阪万博。その後、1972年第1回東京音楽祭でも来日を果たしているが、日本でのレコードデビューはそれよりかなり遅れての1980年

1981年12月に全英チャートでナンバーワンとなった「ビギン・ザ・ビギン」を、NHKがテレビ番組「海外ウィークリー」で取り上げたことが日本での大ブレイクのきっかけとなった[4]1982年3月から1983年2月にはEPIC・ソニーによるPRキャンペーンが行われ、日本での知名度向上に貢献した。キャンペーン開始から1年間で日本ではLPが80万枚、テープが120万巻を売り上げた[5]。アルバム『愛の瞬間(Momentos、黒い瞳のナタリー)』は日本ではオリコン洋楽アルバムチャートで1982年12月27日付から通算13週1位を獲得した[6]

日本のタレント・高島忠夫とも親交が深く、テレビのインタビューやバラエティー、音楽番組で数多く共演を果たした。

主なテレビ出演

ディスコグラフィー

  • Yo Canto (1969)
  • Gwendolyne (1970)
  • Por una mujer (1972)
  • Soy (1973)
  • Und das Meer singt sein Lied (1973)
  • A Flor de Piel (1974)
  • A México (1975)
  • El Amor (1975)
  • América (1976)
  • En el Olympia (1976)
  • Se mi lasci, non vale (1976)
  • Schenk mir deine Liebe (1976)
  • A mis 33 años (1977)
  • Sono Un Pirata, Sono Un Signore (1978)
  • Emociones (1978)
  • Aimer La Vie (1978)
  • Innamorarsi alla mia età (1979)
  • A vous les femmes (1979)
  • Hey! (1980)
  • Sentimental (1980)
  • Amanti (1980)
  • De niña a mujer (1981)
  • Fidèle (1981)
  • Zartlichkeiten (1981)
  • Minhas canções preferidas (1981)
  • Momentos (1982)
  • Momenti (1982)
  • Et l'amour créa la femme (1982)
  • In Concert (1983)
  • Julio (1983)
  • 1100 Bel Air Place (1984)
  • Libra (1985)
  • Un Hombre Solo (1987)
  • Tutto l'amore che ti manca (1987)
  • Non Stop (1988)
  • Raíces (1989)
  • Latinamente (1989)
  • Starry Night (1990)
  • Calor (1992)
  • Anche senza di te (1992)
  • Crazy (1994)
  • La carretera (1995)
  • Tango (1996)
  • My Life: The Greatest Hits (1998)
  • Noche de cuatro lunas (2000)
  • Una donna può cambiar la vita (2001)
  • Ao meu Brasil (2001)
  • Divorcio (2003)
  • Love Songs (2003)
  • En français (2004)
  • Love Songs - Canciones de amor (2004)
  • L'homme que je suis (2005)
  • Romantic Classics (2006)
  • Quelque chose de France (2007)

脚注

  1. ^ フリオ・イグレシアス ジャパンツアー2011”. 2013年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月28日閲覧。
  2. ^ ABOUT GROUP PUNTACANA - GRUPO PUNTACANA
  3. ^ directory_list - MIAMI HEAT
  4. ^ 高橋衛 編『洋楽inジャパン 日本で流行ったロック&ポップス['68~'86]』学陽書房、1994年10月7日、93頁。 
  5. ^ 『年鑑広告キャンペーン 1983』212-213頁。NDLJP:12022603/109
  6. ^ オリコンのデータ協力による “全曲、80年代の週間オリコンチャートNo.1” の洋楽コンピが登場!、ソニーミュージック、2017年8月8日。

外部リンク


フリオ・イグレシアス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 04:08 UTC 版)

夜のくもざる―村上朝日堂超短篇小説」の記事における「フリオ・イグレシアス」の解説

フリオ・イグレシアスが砂糖水のような声で『ビギン・ザ・ビギン』を唄いはじめると、海亀足音はぴたりとやんだ。

※この「フリオ・イグレシアス」の解説は、「夜のくもざる―村上朝日堂超短篇小説」の解説の一部です。
「フリオ・イグレシアス」を含む「夜のくもざる―村上朝日堂超短篇小説」の記事については、「夜のくもざる―村上朝日堂超短篇小説」の概要を参照ください。

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