ふさの香【フサノカ】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11246号 |
登録年月日 | 2003年 3月 26日 | |
農林水産植物の種類 | いちご | |
登録品種の名称及びその読み | ふさの香 よみ:フサノカ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 千葉県 | |
品種登録者の住所 | 千葉県千葉市中央区市場町1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 成川昇、川上敬志、石川正美、竹内妙子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「きはる」に「とちおとめ」を交配して育成されたものであり、果実は円錘形で大きく、果皮の色が鮮紅の促成栽培向きの品種である。草姿は中間、草勢は強、草丈はやや高、分げつの多少は中である。ランナーの数は多、葉色は濃緑、葉の形状は平面、葉数は中、葉柄の太さは太である。果皮色は鮮紅、果形は円錘、果実の大きさは大、果肉色は橙赤、果心の色は淡赤、果実の光沢は良である。花の大きさはやや大、花弁の色は白、花房当たり花数はやや少、花柄の太さは太、花柄長はやや長である。果実の硬さは硬、無種子帯はほとんど無し、そう果の落ち込みは落込み小、そう果数は中、へた離れ性は易、果径に対するがく片の大きさは同等、果実の香りはやや多である。季性は一季成、開花始期はかなり早、成熟期は早、開花位置は葉と同水準、休眠性はかなり短、可溶性固形物含量は高、酸度はやや低、日持ちはやや長、輸送性はやや高である。「とちおとめ」と比較して、果皮の色が鮮紅であること、果径に対するがく片の大きさが同等であること、開花始期が早いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に千葉県農業試験場(千葉市、現千葉県農業総合研究センター)において、「きはる」に「とちおとめ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ふさあかね」であった。 |
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