フェルハーン大神殿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/12 14:39 UTC 版)
「〈卵王子〉カイルロッドの苦難」の記事における「フェルハーン大神殿」の解説
エル・トパック 神殿がカイルロッドの監視役として送り込んだ隻腕の青年。人望と実力を兼ね備えるが、神官長アクディス・レヴィと確執があり、そのため面倒な任務を押し付けられる。 実はレヴィの異母兄にあたる。同母弟が1人いたが、キアラの策動によって母親と共に殺されており、右腕もこのとき失っている。 ティファ エル・トパックの部下。イルダーナフには及ばないものの、凄腕の剣士。封印された魔物を解放するなど多数の人間の死に繋がる任務ですら冷徹にこなす。ぶっきらぼうだが女性らしいやさしさも持つ。エル・トパックの過去や心情を理解する人物である。 アクディス・レヴィ 若き神官長。先々代の神官長の曽孫で、血筋を笠に着たキアラによって奉り上げられた傀儡。そのため神官達からは軽んじられている。ゼノドロスを始めとする一部の神官の暴走に気付いていない。 自分がお飾りに過ぎず、周囲の神官は追従しているだけであることを自覚している。そのため才気に恵まれているエル・トパックに嫉妬するようなところもあるが、取り巻きを除けば聰明な青年であり、物語終盤では母に反抗、叔父を詰問するなど強さを見せた。その結果、大神官の付き人に任命され、見習いとして導かれていくことになる。 ロワジー 先代神官長。現在は引退しているが、問題が起こると頼られることが多い。しかしアクディス・レヴィやその一族を露骨に嫌っており、彼らに取り入っている神官達が泣き付いて来てもまともに取り合おうとしない。 意外と軽い性格で、イルダーナフとも気が合う。 オンサ 神殿に最も古くからいる神官だが、自己主張をほとんどしないため存在感がない。ロワジーやウルト・ヒケウ3人娘と共に、30年前の就任式直前に失踪した大神官の姿を知る1人である。 リリア、アリュセ、セリ 当代のウルト・ヒケウである姉妹(本来は1人だが彼女達は3人1組)。見た目は幼い少女だが、30年前から「第二の神殿」とそこまでの経路の維持を続けていた。 リリアとアリュセは活発でノリが軽く、悪戯好き。セリは内気で無口だが3人の中では主導権を握っており、空を飛んでいる時だけ活発になる。 キアラ アクディス・レヴィの母。独占欲の強い罪深い愛の持ち主。自分を「捨てた」夫コルネーリアを死に追いやり、レヴィを歪んだ愛情で縛りつけてきた。他罰主義的な性格であり、些細な理由から侍女を殺そうとしたこともある。 ゼノドロス キアラの弟でアクディス・レヴィの叔父。神官としての能力は無に等しく、騒ぎ立てることしか能がない。神官長の名を騙ってカイルロッドの手配書を各国に出したため、カイルロッドは行く先々で逐われることになった。
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王侯貴族から一般市民まで、広く信仰を集めている宗教・ディウル教の総本山。しかし内部は腐敗しており、実力の無い者が権威を振りかざし、心ある者も諦観に囚われているような状態になっている。
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