フィクションにおけるクジラの爆発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 17:54 UTC 版)
「鯨の爆発」の記事における「フィクションにおけるクジラの爆発」の解説
クジラの爆発は、いくつかの著作で描かれるテーマのひとつでもある。 オーストラリアの子供向けの本の著者ポール・ジェニングス(英語版)は、爆発するクジラと監視員と龍涎香が出てくる『Uncanny!:最も驚く物語』という本を書いた。 1937年にパトリック・オブライアンが書いた本『Two's Company』では大きなクジラが、二人の灯台守が住む孤立した灯台に打ち上げられて、「最悪な臭いにも関わらず狂ったように餌を食らう海鳥とサメ」がやってくる。男は灯台に補給物資を届けに来た駆逐艦に、死体を処分するための爆薬を乞う。 ダグラス・アダムズの『銀河ヒッチハイク・ガイド』(第18章~20章)では、マッコウクジラが人里離れた惑星の薄い大気の上空に実体化し、数マイルを地面まで落下して、突然の湿った落下音とともに、破裂したマッコウクジラの死体が入った幅約150ヤードのクレーターを作る。1990年代後半に人気があったパソコン用ロールプレイングゲーム『Fallout 2』ではダグラス・アダムズのネタが使われている。ゲーム中のランダムエンカウンターで、プレイヤーは砂漠の真ん中で巨大な爆発したマッコウクジラの死骸と遭遇する。 アクションゲーム「Just Cause 2」では、ある地点に座礁したマッコウクジラの死骸がある。主人公は爆薬などを用いて死骸を爆破することにより、体内にあるアイテムを入手できる。なお、座礁地点は海岸ではなく、外洋と繋がっていない小さな湖の岸である。
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