フィクションにおけるカニバリズム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/05 10:03 UTC 版)
「カニバリズム」の記事における「フィクションにおけるカニバリズム」の解説
古来より、カニバリズムは説話や童話・民話でもモチーフになっている。タブーとされるがゆえに、それを扱った文学・芸術は多く見られる。フィクションでは「青頭巾」、「スウィーニー・トッド」、「羊たちの沈黙」や「ハンニバル」に登場するハンニバル・レクターがいる。 赤ずきん かちかち山 強盗のおむこさん 百槇の話 小説や映画でもカニバリズムを扱った作品は多数ある。ジョナサン・スウィフトは風刺として『アイルランドの貧民の子供たちが両親及び国の負担となることを防ぎ、国家社会の有益なる存在たらしめるための穏健なる提案』において貧民の赤子を1歳になるまで養育し、アイルランドの富裕層に美味な食料として提供することをアイルランドの窮状解決策として提案した。 ほか マルキ・ド・サド『食人国旅行記』、フローベール『サランボー』、H・G・ウェルズ『タイムマシン』、エドガー・アラン・ポー『ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語』がある(その他は参考資料を参照)。 昭和初期の探偵小説作家夢野久作の作品に『白くれなゐ』があり、人胆(ひとぎも)採取の話が出ている。 絵画ではゴヤ『我が子を食らうサトゥルヌス』がある。 その他のフィクション作品については「カテゴリー:カニバリズムを題材とした作品」参照。
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