ファイズの変身者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 02:57 UTC 版)
「仮面ライダー555の登場仮面ライダー」の記事における「ファイズの変身者」の解説
仮面ライダーファイズに変身できるのは、オルフェノクだけである。普通の人間が変身を試みた場合、「エラー」の電子音声が発せられ、ファイズドライバーが強制的に解除されてしまう。 例外的に、草加雅人は肉体に「オルフェノクの記号」を埋め込まれているため、ファイズギアに適合できた。しかし園田真理は、草加と同じくオルフェノクの記号を埋め込まれた身ではあるが影響が弱かったらしく、劇中で3度ファイズへの変身を試みたものの人間として認識され、いずれも失敗に終わっている。 赤井が変身した際は、雰囲気を変えるため、伊藤慎がスーツアクターを務めたが、何かが違ったのか、変身者が変わっても高岩が担当することとなった。 乾巧 / ウルフオルフェノク 変身回:第1話以降 ファイズギアの正装着者。真理がスティングフィッシュオルフェノクの襲撃を受けた際、真理自身はファイズになれなかったものの、偶然そばにいた巧が変身できたため、以後オルフェノクとの戦いに身を投じることとなった。 巧がオルフェノクであることは劇場版およびテレビシリーズ中盤まで明かされなかったため、当初はなぜ「人間である巧」がファイズに変身できるのか、その理由は謎とされていた。 赤井 / カクタスオルフェノク 変身回:第4話 巧以外で最初にファイズとなった人物。菊池啓太郎から強奪したファイズドライバーで変身を遂げると、相棒であるはずのマンティスオルフェノクを殺害。さらに巧・真理・啓太郎を追い詰めるが、乱入してきたオートバジン バトルモードのパンチを受け、変身が解除された。 戦闘ではパンチやキックによる格闘攻撃しか行っておらず、ファイズギアに含まれる各種の武器ツールは使用していない。おそらくファイズギア奪還の任を受けるにあたって詳しい説明を受けていなかったか、あるいは武器ツールの存在自体を知らなかったと思われる。 海堂直也 / スネークオルフェノク 変身回:第9, 10話 スマートブレイン社の社長である村上峡児は、巧を説得してファイズギアを回収し、海堂に渡して「人間を襲おうとしない裏切り者のオルフェノク」の討伐を命じた。 海堂はファイズとなって木場勇治 / ホースオルフェノクに襲い掛かるものの、非情に徹しきることができず敗北。弾き飛ばされたファイズギアは、巧の手に戻った。 琢磨逸郎 / センチピードオルフェノク 変身回:第21, 24, 25話 強敵「ラッキー・クローバー」の一角である琢磨は、戦いの中で巧からファイズギアを奪い取ることに成功する。次いで草加の持つカイザギアをも手中に収めるため、ファイズに変身して戦闘を仕掛けるものの、敗北して草加にファイズギアを取り返された。その後、ファイズギアは新装備ファイズアクセルとともに、草加から巧に手渡された。 後日、小林義雄と組んだ海堂の策略によって、ファイズギアとカイザギアがラッキー・クローバーの手に落ちてしまう。再びファイズとなった琢磨に追い詰められる巧だったが、ゴートオルフェノクの介入で窮地を脱し、ファイズギアを取り戻した。 草加雅人 変身回:第30話 巧と木場は、戦いの中で互いの正体を知って和解する。しかしそのことが気に入らない草加は巧からファイズギアを奪うと、ファイズに変身して巧と木場の仲を引き裂こうとした。 木場勇治 / ホースオルフェノク 変身回:第36 - 39話 自らがオルフェノクの力に溺れることを恐れた巧は、「万が一のときにはこれで自分を倒してくれ」と言って、ファイズギアを木場に託した。その後しばらくは木場がファイズとして戦い、オクトパスオルフェノクやピジョンオルフェノクを撃破している。 また木場は、巧以外で唯一アクセルフォームへの強化変身も実行している。しかしそのときの対戦相手であるドラゴンオルフェノク龍人態の超高速移動には、アクセルモードをもってしても追いつくことができずに惨敗。敵の気まぐれのおかげで木場はかろうじて難を逃れ、ファイズギアは真理が回収した。
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