ピンクグラス【ピンクグラス】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8492号 |
登録年月日 | 2000年 11月 7日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | ピンクグラス よみ:ピンクグラス |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 11月 8日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社サカタのタネ | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 高木敬一郎、柳楽均 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり,花は紫ピンクの単色,八重,垂咲で,やや大輪の切花向きの品種である。草姿は中間,開花時草丈はやや高,節数はやや少である。茎の長径はやや細,硬さはやや剛,色は灰緑,ろう質の有無は多,立茎数は中,1茎の側芽及び側枝数は多,側枝の着生位置は主に中下部,節間長はやや長,最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形,先端部の形は鋭くとがる,葉巻き程度は少し巻く,最大葉長はやや長,葉幅は狭,葉色は濃緑,ろう質は多である。つぼみの形は楕円形,大きさは大,花の重ねは八重,上から見た花形は円形,側面から見た花形は垂咲,花径はやや大,色は紫ピンク(JHS カラーチャート9702),色彩模様は単一,花弁の波状程度は波状,鋸歯の深さはやや浅,数及び花弁の長さは中,幅はやや広,数はやや多,ほう葉の形はⅠ型,数は4枚,長さはやや長,がくの形は円柱形,がく筒の色は緑,がくの太さはやや太,長さはやや長,花の香りは弱である。開花習性は四季咲き,がく割れの難易性は難である。「クレフィフラン」と比較して,花径が小さいこと,花色が紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成3年に出願者の農場(神奈川県藤沢市)において,出願者所有の育成系統どうしを交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「ピンキーグラス」であった。 |
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