ピンクシュガー【ピンクシュガー】(草花類)
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登録番号 | 第14846号 |
登録年月日 | 2007年 2月 20日 | |
農林水産植物の種類 | オンシジウム | |
登録品種の名称及びその読み | ピンクシュガー よみ:ピンクシュガー |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 兼綱英行 | |
品種登録者の住所 | 広島県山県郡北広島町阿坂360番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 兼綱英行 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、Ionopsis utricularioidesにOncidium flexuosumを交配して育成されたものであり、花はセパルが淡紫ピンクの地色に鮮赤紫の虎斑、ペタルが淡紫ピンクの地色に鮮赤紫のぼた斑及び縞斑が入り、リップは紫ピンクの単色で鉢物向きのかなり小輪花である。株の大きさは小、草姿は斜上である。ぎ球茎の正面及び平面の形は長楕円形、溝(稜)の有無は有、高さは26~50㎜、長径は11~20㎜である。葉の正面の形は広線形、横断面の形はⅡ型、向きは斜上、下垂性は無、長さは短、幅はやや狭、表面の色は緑から褐に変化、全葉数は4枚である。花序の型は複総状、分枝回数は2回、無限花序の性質の強さは無、花序の長さ及び幅は中、花数はやや多、花茎の抽出方向は斜上、強さは中、花型は平、距の有無は無、花の横径及び縦径はかなり小である。ドーサル・セパルの正面の形は長楕円状披針形、先端の形は漸鋭先形、ねじれの程度は無、長さは極短、幅はかなり狭、ラテラル・セパルの正面の形は披針形、先端の形は漸鋭先形、ねじれは有、長さはかなり短、幅はかなり狭、ペタルの正面の形は倒披針形、先端の形は微突形、ねじれ及び周縁の波打ちは有、長さはかなり短、幅はかなり狭である。リップの正面の形はⅢ型、先端の形は心形、側裂片の大きさは極小、長さは短、幅は狭である。花色はセパルは淡紫ピンク(JHS カラーチャート9202)の地色に鮮赤紫(同9208)の虎斑が入る、ペタルは淡紫ピンク(同9202)の地色に鮮赤紫(同9208)のぼた斑及び縞斑が入る、リップは紫ピンク(同8903)の単色である。花の香りは無、開花期は不定期である。「ハルリ」と比較して、ラテラル・セパル正面の形が披針形であること、ペタル正面の形が倒披針形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に育成者の温室(広島県山県郡北広島町)において、Inps. utricularioidesにOnc. flexuosumを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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