ピンクカル【ピンクカル】(草花類)
登録番号 | 第5021号 | |
登録年月日 | 1996年 3月 19日 | |
農林水産植物の種類 | ストック | |
登録品種の名称及びその読み | ピンクカル よみ:ピンクカル | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 黒川浩 | |
品種登録者の住所 | 千葉県館山市伊戸2570番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 黒川浩 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者の所有系統に「早華」を交配して育成されたものであり,花色が鮮紫ピンクでやや小輪花の切花向きのかなり早生の品種である。 草型は立性,草丈は中,胚軸の色及び子葉の色は淡緑,子葉の色による八重鑑別の難易は普通,子葉の大きさは中,分枝の程度は一本立ち,節間長はやや長である。葉形は丸葉,下葉の鋸歯の欠刻は少,葉の毛の有無は有毛,上部葉の着生角度は斜上である。花穂の形は円筒,上部の伸びは難,花穂部の長さはやや短,花間長はやや長,花の直径はやや小,一重株の花弁の長さは短,幅は狭,花色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9205),花弁底部の色は白,八重と一重の花色の差は無,花蕾時における花弁着色の早晩は中,花弁先端部の内曲程度は小,花弁の縮緬状のしわの程度は小,小花梗の着生角度は斜上,花首部の長さはかなり短,硬さは強,太さはやや細,一花穂の花数は少,花の香りは中,開花期はかなり早である。 「鈴鹿の茜」と比較して,一重株の花弁の長さが短いこと,一重株の花弁の幅が狭いこと,花弁先端部の内曲程度が小さいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和60年に出願者のほ場(千葉県館山市)において,出願者の所有系統に「早華」を交配し,以後,増殖と選抜を繰り返しながら特性の調査を継続し,平成3年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「ピンクカルテット」であった。 |
- ピンクカルのページへのリンク