ピアノのための間-用語とは? わかりやすく解説

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南 聡:ピアノのための《間-用語(禁止)》(ピアノソナタ第4番、《閃光器官c》を含む)

英語表記/番号出版情報
南 聡ピアノのための《間-用語(禁止)》(ピアノソナタ第4番、《閃光器官c》を含む)Inter-Diction/Piano Sonata 4 Op.37作曲年1997年 

作品解説

執筆者: PTNA編集部

光子委嘱により作曲、彼女のリサイタル初演され女に献呈された。相互に関連しあった7つのバガテル楽章よりなる。演奏順序固定されていないし、また切り出していくつかのピアノ小品」になる。
1楽章と2楽章連結で《閃光器官c》
後半5,6,7楽章で《3つのデプロイメント
7楽章単独で《首飾り
である。
楽章モビールのように関連性持ちつつも時間軸浮遊している。たとえば2楽章は1楽章のドゥーブルであり、7楽章結尾では主題再現なされているなどなどである。曲名は、ある体系による楽想の間に異な体系より引き出され楽想が各楽章にひそむように仕組まれていることによる。これはロラン・バルトの「悦楽言い表せられない(内部語られる)、禁じられている(間で語られる)」といった意味遊び刺激されたものである禁じられたものは外では語られない。
曲中の秘密の遊戯は、この曲の主題音程リズム作る2つ重要な数列は、96年度の日本政府赤字国民一人当たりの平均値税金国民一人当たりの平均値だった。この数列比較口当たり良い響きとしてしか聴衆につたわらない。3楽章は「矛盾内包」4楽章は「抜け道」、そして終楽章の「首飾り」は「首をしめるもの」の寓意を持つ。
しかし、これらの寓意隠れてなくてはならない、この音楽表層無邪気であり軽やかなくてはならない全曲13程度




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