ヒサピンク【ヒサピンク】(草花類)
登録番号 | 第11507号 | |
登録年月日 | 2003年 11月 18日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | ヒサピンク よみ:ヒサピンク | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 11月 18日 | |
品種登録者の名称 | 金井剛 | |
品種登録者の住所 | 愛知県海部郡蟹江町大字蟹江本町字丸の内5通60 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 金井剛 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「グローダンス」の枝変わりであり、花は淡紫ピンク色の盛咲で、中輪の1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。草姿は中間、開花時草丈は高、節数はやや多である。茎の長径はやや細、硬さ及び折れの難易は中、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数は極多、側枝の着生位置は主に中下部、節間長はやや長、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は極巻く、最大葉長は中、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は倒卵形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は中、花色は淡紫ピンク(JHS カラーチャート9702)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さはやや浅、数は少、花弁の長さ及び幅は中、数はやや少、ほう葉の形はⅠ型、数は4枚、長さはやや短、がくの形は円柱形、がく筒の色は灰緑、がくの太さは中、長さはやや長、1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数は少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性は中生、がく割れの難易性は極難である。「ヒリピンバー」と比較して、1茎の側芽及び側枝数が多いこと、葉巻き程度が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に育成者の温室(愛知県海部郡蟹江町)において、「グローダンス」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ピンクダンス」であった。 |
- ヒサピンクのページへのリンク