バージョン15以降(Blinkエンジン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 20:22 UTC 版)
「Opera」の記事における「バージョン15以降(Blinkエンジン)」の解説
2013年2月にレンダリングエンジンをPrestoからWebKitに移行する方針が発表され、同年4月にはGoogleがWebKitから派生したBlinkエンジンの採用を発表すると、Operaも追従し、デスクトップ版Opera 15の最初のベータ版は2013年5月に、最初の安定版は2013年7月にリリースされた(Windows・Macのx86版のみ)。Chromiumをベースに一から開発し直されている。 新要素には以下のようなものがある。 スピードダイヤルにグループ化機能などを搭載し、ブックマークを代替する。いったんブックマークを廃止したが、ユーザーの声を受けてバージョン17からQuick Access Bar(ブックマークバー)を復活させた。 スタッシュ - 後でまとめて読みたいページをストックし、一覧表示する機能 ディスカバー - おすすめのウェブページをサムネイル形式で自動表示する 検索ボックスを廃止し、アドレスフィールドに統合 新しい拡張機能のフォーマットを採用。Opera 12以前の拡張機能は使用できない。Google Chromeとは互換性があり簡単な手順で流用が可能。 Google Chrome、Mozilla Firefoxのような高速リリースサイクルを採用 Opera 12以前に搭載されていた以下のような機能は削除された。 外観・マウスジェスチャー・キーボードショートカットなどUIの高度なカスタマイズ グループ化・サムネイル表示など高度なタブ機能 Opera Link ユーザースタイルシート コンテンツブロック 内蔵メールクライアント(独立したソフトウェア「Opera Mail」として分離された) BitTorrentクライアント スモールスクリーンレンダリング ...など多数 一部の機能は今後再実装する計画がある。Opera Linkは削除されたが、同等の機能がOpera 28以降利用可能となった。
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