バブル崩壊後の出店
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 14:50 UTC 版)
2000年3月17日に横浜市の港北ニュータウンに都筑阪急を核店舗とするショッピングセンターモザイクモール港北を開業させて初日に約10万人の客を集め、神奈川県への進出と郊外のショッピングセンターへの進出を図った。 2004年10月28日に堺市に開業したダイヤモンドシティ・プラウの核店舗として堺 北花田阪急を正式に開業し、2005年9月15日に兵庫県三田市のJR三田駅前に子会社の食品スーパー阪急オアシスと一体型の小型店の三田阪急を開業した。実現はしなかったものの2006年に長谷工コーポレーションなどが進めていた大阪市の京阪電気鉄道と大阪市営地下鉄(現在のOsaka Metro)北浜駅に直結する三越大阪店跡地の超高層マンションの低層部の商業施設部分に三田阪急と同様に阪急オアシスの食品スーパーと百貨店の衣料品売場などを組み合わせる形式での出店を構想して交渉を進めるなど、売上高のうめだ本店の依存率が50%を超える体質から脱して主力地盤である関西地区での営業基盤の強化を図ろうとした。 しかし、これらの郊外型店は期待したほど収益を上げなかったため、集客力のある駅ビル進出を目指し、2006年3月24日に博多駅ビルへの進出に向けて九州旅客鉄道(JR九州)と本格的な交渉に入ることを取締役会で決定して同年4月3日に正式に合意したことを発表し、2011年3月3日に博多駅駅ビルのJR博多シティの核テナントとして博多阪急を開業した。 2008年11月26日に、西宮北口駅直結の大型ショッピングセンターである阪急西宮ガーデンズの核店舗の一つとして西宮阪急が開業した。当店は2012年3月期に前年比6.6%増の売上高約231.97億円を上げるなど、順調に売上を伸ばしている。
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