ハードウェアキー
【英】hardware key
ハードウェアキーとは、ソフトウェアなどの利用制御に用いられるUSBデバイスなどのハードウェア(ドングル)、または、モバイル端末などにおいて物理的な装置として設けられたキー(ボタン)のことである。
ソフトウェアの制御に用いられるハードウェアキーは、主に不正アクセスや不正コピーを防止する目的で用いられる。端末にデバイスを接続しなければソフトウェアを扱うことができない仕組みとなっており、そのまま「鍵」(key)として用いられているといえる。
モバイル端末などでは、ソフトウェア的に再現されたキー(ソフトキー)に対して、端末に搭載されている物理的機構としてのボタンをハードウェアキーと呼ぶことがある。電源ボタンや音量ボタンなどはハードウェアキーとして設けられることが多い。iPhoneのホームボタンはハードウェアキーと呼び得る。フルタッチパネル型のスマートフォンやタブレット型端末では、文字入力をはじめとするほとんどの操作は画面上に再現されたソフトウェアキーで行われる。
ハードウェアキー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 05:03 UTC 版)
「QuarkXPress」の記事における「ハードウェアキー」の解説
日本語や中国語などの、いわゆる2バイト言語向けのエディションでは、不正使用を阻止するためハードウェアキーと呼ばれる装置がソフトウェア・パッケージに同梱されていた。この装置はドングルとも呼ばれ、これがコンピュータにつながっていない状態ではQuarkXPressは起動しない上に、動作中に抜けた場合も警告を表示した後に自動的に終了する設定になっている。 以前はADBポートを利用した、デイジーチェーンの可能なドングルだったが、のちにUSB接続に移行した。 当初はハードウェアキー仕様ではなかったのが、ソフトウェアの違法コピーにたまりかねて機械的な認証に移行したところ売り上げが5倍に増えたと言われ、カジュアルコピーの撲滅を叫ぶ主張を裏付ける資料となっている[要出典]。ただしこれは機能改善と同時であるため、単純にその差分を違法コピー数であると見なすことはできないかもしれない。 6.0以降では、故障時に正規ユーザが利用できなくなるなど不評であったこの方式は廃止され、プロダクトアクティベーションと呼ばれるライセンス認証形式に変更された。
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