ハンガリー水とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 趣味 > 短編小説作品名 > ハンガリー水の意味・解説 

ハンガリー水

作者朱天心

収載図書古都
出版社国書刊行会
刊行年月2000.6
シリーズ名新しい台湾の文学


ハンガリー水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 07:57 UTC 版)

ハンガリー水(ハンガリーすい、: Eau de Hongrie オードゥオングリ: Hungary Water ハンガリーウォーター)、ハンガリー王妃の水(ハンガリーおうひのみず、: eau de la reine de hongrie: the Queen of Hungary's Water[1])は、ローズマリーアルコールと共に蒸留した蒸留酒薬酒である[2]。日本には英語圏を介してその名が広まったと思われ、ハンガリーウォーターと呼ばれることが多い。ローズマリーの有効成分や強い芳香成分が含まれており、当初は薬酒として作られた。12世紀の修道女ヒルデガルト・フォン・ビンゲンが発明したと伝えられるラベンダー水(ただし、ヒルデガルトは彼女の著書で、ラベンダー水に言及していない)と同様に、ヨーロッパにおけるアルコールベースの香水の起源のひとつといわれている[3]。(それ以前は、香りはワインのベースまたは油性の混合物に混ぜ込まなけらばならなかった[3]。)中世後期には香水として使用されており、ヴィクトリア朝まで使われていた[3]


  1. ^ The Perfume Inspired by Tokaji Aszu: Viktoria Minya Eau de Hongrie
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 『西洋事物起源(二)』 ヨハン・ベックマン(著)、特許庁内技術史研究会(訳) 岩波書店(1999年)
  3. ^ a b c 『香りの来た道』 諸江辰男(著)光風社出版(1986年)
  4. ^ a b Selectiora remedia multiplici usu comprobata inter secreta medica jure recenseas.
  5. ^ Queen of Hungary Water: some experiments in perfumery
  6. ^ a b 『ハーブのたのしみ』 A.W.ハットフィールド(著)、山中雅也・山形悦子(訳)八坂書房(1993年)
  7. ^ a b c 『リキュールの世界』 福西英三(著)河出書房新社(2000年)
  8. ^ お酒の話5 特集:ウィスキー類酒類総合研究所
  9. ^ お酒の話6 特集:リキュール酒類総合研究所
  10. ^ リキュール入門 1.リキュールとは 語源サントリー
  11. ^ リキュール入門 1.リキュールとは 歴史サントリー
  12. ^ a b 『クレオパトラも愛したハーブの物語 魅惑の香草と人間の5000年』 永岡治(著)PHP研究所(1988年)
  13. ^ Halcyon Days sanda


「ハンガリー水」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ハンガリー水」の関連用語

ハンガリー水のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ハンガリー水のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのハンガリー水 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS