ハム (お笑いコンビ)とは? わかりやすく解説

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ハム (お笑いコンビ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/24 15:43 UTC 版)

ハム
HAM
メンバー 川見直通
諸見里大介
結成年 2004年
解散年 2011年
事務所 吉本興業
活動時期 2004年 - 2011年
出身 NSC大阪校27期
出会い NSC
旧コンビ名 ブロンズ(川見)
インサイド(諸見里)
現在の活動状況 解散
(川見は引退、諸見里はピンで活動)
芸種 漫才
ネタ作成者 川見直通
現在の代表番組 なし
過去の代表番組 麒麟の部屋
あさパラ!
同期 いがわゆり蚊
ツジカオルコ
ツネ(2700)など
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ハムは、かつて吉本興業大阪本部で活躍していた日本のお笑いコンビ。2004年8月結成。NSC27期生。2011年2月28日に解散。

メンバー

川見 直通(かわみ なおみち、1986年1月15日 -(39歳))
ボケ・ネタ作り担当、立ち位置は向かって右。血液型O型。身長174cm、体重64kg。
奈良県出身。斎藤道三の子孫にあたる。
趣味は読書で年間100冊程度小説を読んでいる。
部屋にドライフラワーや可愛い雑貨を飾っており、同期の芸人からは男らしくないと思われ「カマミー」と呼ばれている。
とりたててインパクトのない地味な容姿のため、同期のいがわゆり蚊からは「顔なし」、先輩のモンスターエンジンからは「スケルトンボディ」「具なしカレー」と揶揄されている。
甲賀流忍者検定の資格を持っている。全受験者中2位という成績で合格し、この様子が全国ニュースで放映されている。
ガリガリガリクソンがすべった時にする、マタドールの曲に合わせて「アウェイ!」と叫ぶギャグは川見が考えたもの。川見がやると全くうけないためガリクソンにあげたらしい。
ネタはほとんど川見が書いていた。通訳ネタや諸見里の「ちょいちょいちょい!」というツッコミも川見の考案。
解散後は芸能界を引退し、2014年から大阪市内にて、「ひふみ民藝店」を経営している。(大阪の店舗は2021年4月で閉店、2021年5月奈良市に移転。)
諸見里 大介(もろみざと だいすけ、1982年7月21日 -(43歳))
ツッコミ担当、立ち位置は左。血液型B型。身長186cm、体重80kg。
沖縄県島尻郡八重瀬町(旧具志頭村)出身。琉球大学中退。一時期、トゥレット障害を患っていた。コンビ解散後はピン芸人を経て2012年に行われた吉本新喜劇主催のオーディション「金の卵オーディション」にて同座員となる。

コンビ名の由来

そもそもは手塚治虫作品に登場するキャラクターハム・エッグにちなんだものであった。配慮から「ハム」としたつじつまをあわせるため、後付けで8月6日に結成したことにしていた[1]

コンビ解消

2011年2月28日付で解散したことを諸見里が自身のブログで報告した。しかしハムの解散について川見は、自身のブログで「僕にとっても解散は青天の霹靂でまだ茫然としており、受け止められておりません。ショックで1か月で5kg痩せたくらいです。『解散するだけですぐ痩せられる! 川見式ダイエット本』を発刊してくださる出版社様がございましたらぜひご一報下さい。暗雲立ち込める出版業界に風穴をぶち開けましょう。」と突然の解散劇をギャグにしながらも、諸見里によって突如一方的に決められた解散に納得していない旨の発言をした。そのため一時は「諸見里が相方を見捨てたのでは?」という疑惑も浮上したが、それについて後に諸見里は「今まで長い間楽しい事やつらい事を共有して来た相方を捨てたなんて思っていません。(中略)僕の滑舌のせいで、滑舌を絡めたネタばかりになり、最近では正直劇場では飽きられていました。それでも応援してくれる皆さんの為に頑張ってきました。川見くんはネタを書く力があるので、僕は川見くんが別の相方と組んだ方が何にも縛られず自由な発想でネタが作れると思いました。」と説明している。また、2011年3月31日の『アメトーーク!』(テレビ朝日)において、「自分がピンで番組に呼ばれた事と解散を発表するタイミングが重なった事で周囲から『調子に乗っている』と言われたが、実際には解散は(2010年の)年末には決まっていた」と語った。しかし関西では知名度があっても、全国区ではさほど知名度の無かったハムの解散はやはり諸見里の過信による一方的なものと認識され「滑舌で笑いを取ったからと言って薄情過ぎる」等ネット上を中心に批判を受け、先輩芸人からも揶揄された。

芸風

  • ネタの内容は、滑舌の悪い諸見里が話す言葉を川見が間違った通訳をして諸見里がツッコむというものであった。ネタのパターンは大体以下の通り。
    • 登場後、諸見里がネタのテーマとなる話題を語り始めるが滑舌が悪くて全く聞き取れない事を川見に指摘される。
    • ネタに入るも諸見里の発言をわざわざ川見が通訳し、諸見里がツッコむも「俺が訳さないと理解できないだろ」とツッコみ返されてしまう。
    • その後は川見が諸見里の発言をことごとく勘違いしたまま通訳してしまい、見かねた諸見里から「ちょいちょいちょい!」と通訳を遮られる。
    • 最後でも川見は諸見里の発言を勘違いして通訳し、終了。
  • 結成当時はボケとツッコミが逆であったが、諸見里が大事なオチの部分で噛んだり客が聞き取れないことがあった。このためボケとツッコミを入れ替えたところ、一見ボケの風貌である諸見里がツッコむ意外性がウケて一躍頭角を表す。
  • 諸見里は『千鳥のぼっけぇTV!』(GAORA)に出演した際、「baseが作り出したお笑いロボットちゃうか」といじられた。
  • 上戸彩が今好きな芸人にハムを挙げ、『はねるのトびら』(フジテレビ)にて共演している(ぐるナイ以来2度目)。

出演

テレビ

ライブ

  • M-1グランプリ 2007 準決勝
  • LIVE STAND08 東京
  • LIVE STAND08 大阪
  • LIVE STAND09 東京
  • LIVE STAND10 東京
  • LIVE STAND10 大阪

単独

  • 『ナポリタン』(2010年8月10日 baseよしもと)

DVD

  • 『裏base』

脚注・出典

  1. ^ マヨブラ流』(2009年1月31日深夜放送分)にゲスト出演したハム 川見の解説による。

外部リンク


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