ハブ・ブルー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 17:57 UTC 版)
「F-117 (航空機)」の記事における「ハブ・ブルー」の解説
詳細は「ハブ・ブルー (航空機)(英語版)」を参照 試作機の開発には、国防高等研究計画局の予算から約3,000万ドルが支出された。性質上、この予算は公にする必要がないものとされた。試作機には「ハブ・ブルー(Have Blue)」のコードネームが与えられ、飛行テストではT-2Bバックアイのゼネラル・エレクトリック社製のJ85-GE-4Aエンジンを転用した。 最初の飛行空力実験機HB1001(1号機)は、J85-GE-4Aエンジンの排気口からの赤外線放射を最小にすることに主眼を置いて設計された。細長い形状を持っていたが、全体的に細身で大きさが量産機の約60%の縮小モデルであったため重量は4,173-5,669Kgと爆撃機としては軽く、垂直尾翼が内側に傾斜する等、量産型とは形状がやや異なる。F-5の着陸用ギアやF-16のFBWが転用されたことで、試作機2機に要した予算は3,700万ドルに抑えられたという。 ハブ・ブルーのスペックは以下の通り。 全長:38ft(約11.6m) 全幅:22ft(約6.7m) 主翼前縁後退角:72.5度(F-117は67.5度) 総重量:約12,000ポンド(5,433kg)級 乗員:1名
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