ハイネス雅【ハイネスミヤビ】(観賞樹)
登録番号 | 第6020号 | |
登録年月日 | 1997年 12月 18日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ハイネス雅 よみ:ハイネスミヤビ | |
品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 岐阜県 | |
品種登録者の住所 | 岐阜県岐阜市薮田南2丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 住井正康 小池法雄 川尻達也 加藤克彦 真鍋知未 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「クィーン エリザベス」に「オメガ」を交配して育成されたものであり,花房の形は単花咲き,花はピンク色で剣弁,整形咲き,微香の中輪となる切り花向きの品種である。 樹形及び株立は普通,樹高は高性である。開花枝の太さは太,新しょうの色は青銅,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性はまっすぐ,形は上下部えぐれ形,長さは中,基部の幅は普通,色は淡緑,数は幹の部分は中,花枝の基部はやや少,中央部は少,花首はほとんど無である。小葉の数は5枚以下,本葉の長さは普通,幅は広である。展開直後の若葉の色は青銅,光沢は無,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さは及び硬さは普通である。花房の形は単花咲き,蕾の形はつぼ形である。花形は整形咲き,花の大きさは中輪,高さは中位,花弁表側の色はピンク(JHS カラーチャート0103),花弁裏側の色は淡ピンク(同0102)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は剣弁,花弁一枚の形は狭楕円形先端尖形,花弁の厚さ及び硬さは普通,数は40~59枚である。花の香りは微香,開花時期は普通である。 「ソニア」と比較して,新しょうの色が青銅であること,花弁表側の色がピンクであること,花弁数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成2年に岐阜県農業総合研究センター(岐阜県岐阜市)の温室において,「クィーン エリザベス」に「オメガ」を交配して得られた実生の中から選抜されたものであり,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,5年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「78-2」であった。 |
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