ニューピンクセイコー【ニューピンクセイコー】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第12487号 |
登録年月日 | 2004年 12月 8日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | ニューピンクセイコー よみ:ニューピンクセイコー |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「白西海」に秋系輪ギクを交配して育成されたものであり、花は淡紫ピンク色で基部が紫ピンク色のかなり大輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さはやや太、色は緑、強さは中、中空の程度は無、摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は少、節間長は短である。葉身長は中、葉幅はやや広、葉の縦横比はやや小、葉柄の長さは中、一次欠刻はやや深、表面の色、裏面の色及び毛じの多少は中、光沢度は弱、厚さは中、硬さは軟、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは大、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはかなり大、厚みはやや高、舌状花の重ねは2~4列、舌状花数、管状花部の直径及び管状花数は中、分布は集中、長さはやや大である。花弁の形は平弁及び舟底弁、先端の形は尖る、花弁の長さは大、幅は中、外花弁の表面の色は淡紫ピンク(JHS カラーチャート9501)で基部が紫ピンク(同9211)、裏面の色は淡紫ピンク(同9501)、舌状花表面の色の分布状態は底赤、外花弁の角度は上向き、花盤の色は黄緑、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさはやや小、総ほうの大きさは大、花首の太さは中、長さは極短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性はやや晩である。「ピンクセイコー」と比較して、舌状花の重ねが2~4列であること、外花弁の表面の色が淡紫ピンク(同9501)で基部が紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「白西海」に秋系輪ギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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