ニューパルサー中ボタン攻略法騒動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 07:32 UTC 版)
「ニューパルサー」の記事における「ニューパルサー中ボタン攻略法騒動」の解説
パチスロ必勝ガイド(白夜書房)が、ニューパルサーに攻略法が発覚したという未確認情報を緊急差込スクープと称して掲載したことが発端となった騒動。ビッグボーナス後に限り、特定の手順で連チャンを誘発できるという内容で、騒動後は中ボタンの反応が悪くなったニューパルサーが目立ったという。 攻略理論としては、「ニューパルサーは役抽選を二段階で判定しており、一段階目は小役抽選かボーナス抽選かの振り分けが行われ、比率は63:1」「ボーナス抽選が選択された場合、攻略法により二段階目はフリーパスとなり、必ずどちらかのボーナスに当選」という流れとなる。要は、ボーナス確率が1/64にアップするという攻略法である。 攻略手順 ビッグボーナス終了直後、中リールストップボタンを押し、そのまま押しっぱなしにする 中ボタン押しっぱなしのまま、リセット後にコイン3枚投入(ベットボタンは使わない) レバーを叩き、リールが回転したら中ボタンから手を離す セット完了 攻略法の真偽とその顛末パチスロ必勝ガイド1994年11月号において、最終的なボーナス当選率が約1/84(最終差枚数は+8104枚)とまさに攻略法の効果を裏付けるかのような実戦データが掲載されるも、後の再調査(実戦データは同誌掲載)では失敗に終わり、結論づけは見送られた。以降、同誌の調査に大きな進展は見られず、更には他誌の解析記事などで二段階抽選そのものが否定されたこともあって、ガセネタと結論づけられる形で事態は収束した。なお、後日発売されたニューパルサー必勝ガイド(同誌1995年6月号増刊)では「状況証拠が揃いながら実態が掴めなかった希有な例」と結論づけている。また、当該記事において「ある業界紙は、初期型のみ通用するがほぼ全てで対策済みと報じている」という趣旨の、いわば攻略法がまさに本物であったかのような文面が記載されていたが、"ある業界紙"の存在そのものも含め、それらの真偽が確認される事はなかった。
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