ニューパルサーの再現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/11/17 05:52 UTC 版)
「ニューパルサーV」の記事における「ニューパルサーの再現」の解説
ニューパルサーVの目的は「4号機のニューパルサーの出目を完全再現すること」である。5号機ではフラグが成立していない小役絵柄をはずすことによって、フラグが成立しているリプレイ絵柄やボーナス絵柄の引き込みを妨害して取りこぼすようなリール制御が禁止されている。この制限のため、5号機では一部のリール配列にも制約が生じている。したがって、通常の方法では4号機のリール制御やリール配列を再現することができなかった。 ニューパルサーVではメインリールが4個あるために第1~第3リールだけでは役が決定しないのと、役構成を工夫してボーナス以外では第1~第3リールをほとんどの位置で当たりにし、第4リールの有効なコマを1コマのみにすることによって、フラグが成立している役のみが第4リールに出現するようにしている。これにより、第1~第3リールだけで見ればニューパルサーの出目を完全再現することが可能になり、ニューパルサー同様の「山佐パターン」と呼ばれる多彩なリーチ目を演出している。 しかし、4号機のニューパルサーと異なる点もいくつかある。 第1リールにチェリーが出現しても払い出しがないことがあるが、これはニューパルサーVで新たに搭載されたリーチ目である(BIGボーナス確定)。逆に、第1~第3リールでベルまたはオレンジが揃っていないのに10枚の払い出しが得られることがあるが、これはニューパルサーでの小役の取りこぼし目であり、ただの小役である。チェリーでも同様なことがおこる。 通常時、ボーナス中ともに適当押しでも小役およびリプレイの取りこぼしは一切ない(ボーナス成立時(特に第4リールから止めた場合)を除く)。また、第4リールの目押しはボーナス絵柄を揃えるときも含めて一切不要である。5号機であるため、ニューパルサーで通用していたリプレイハズシは通用しない。 4号機ニューパルサーではBIGボーナスが成立していれば7,蛙どちらでも揃える事ができたが、5号機ニューパルサーVでは7と蛙は別フラグとなっている。7揃いBIG専用のリーチ目、蛙揃いBIG専用のリーチ目もある。 通常時は3枚掛け専用となっているため、4号機のニューパルサーのように1枚がけでボーナスを揃えることはできない。 4号機ニューパルサーには小役カウンターが搭載されており、小役の抽選確率が払い出し状況によって上下していたが5号機では常に一定確率である。ただ、前述の通り小役の取りこぼしはないので気にする必要はない。 ニューパルサーに搭載されていない液晶画面、告知ランプ、リプレイタイム(RT)やアシストタイム(AT)などはニューパルサーVでも搭載されていない。また、5号機で一般的となっているボーナスと小役やリプレイとの同時成立もない。ただし、ボーナスフラグ成立ゲームで左リールにチェリーつきのリーチ目が出現することはある。前述の、第1リールにチェリーが出現しても払い出しのない例がこれである。 ビッグ、レギュラー共大当たり中の音楽は4号機ニューパルサーのアレンジである。ビッグは7、蛙で曲が異なる。また、プレミアムとしてビッグ後50クレジット以内にビッグを連荘させると4号機のニューパルサーの曲に変わる。
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