ドワーフの国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 00:46 UTC 版)
「オーバーロード (小説)」の記事における「ドワーフの国」の解説
ゴンド・ファイアビアド (gondo firebeard) 属性:中立(カルマ値:45) 職業:ウェポンスミス4lv、アーマースミス3lv、アイテムスミス3lv、ルーンスミス1lv 呼び名:ルーン開発家 装備:不可視化のマント ルーン技術の復活・再興を夢見ているドワーフ。11lv。ドワーフでは珍しく酒を飲まない。父から譲られた不可視化のマントを所有している。 筆頭ルーン工匠であった祖父や父と比較するとルーン技師としての才能は非常に劣る。それでも並大抵ではない努力をしてルーンスミスLv1を修得しアインズに己の全てを差し出してでもルーン技術の復活を望むなど、ルーン技術に対する情熱は非常に高い。ルーン技師としての才覚に恵まれていないことは周囲からも同情されており、ゴンドさえ望めば役職付きの待遇も用意されているが、自身の夢のためにそれらを断って休暇をとりやすい一介の鉱夫として働いている。「フェオ・ジュラ」で充分な金銭を得る度に廃棄された都市「フェオ・ライゾ」に赴き「白鉄鉱(ホワイトアイアン)」を採掘に挑んでいる。ルーン技師として大成し己より優れているドワーフ達がルーン技術の復活をあきらめていることに加え、危険を冒してでも採掘に挑まない性根になってしまったことには心を痛めている。 アウラとの邂逅を経てアインズと出会った当初は異形の姿に驚愕してしまうが、恐怖に駆られながらもアウラを守ろうとした姿勢から好印象を得た。ルーン技師としての才覚に恵まれていないことを吐露した際にはアインズから人選を間違えたと切り捨てられかけるが、同時に語った自身の野望や祖父や父の名を潰えさせたくはないという熱い思いはアインズ自身が追う夢と同じであったことで意気投合、意外な形でアインズとある程度対等の立場で語り合える存在となった。 アインズの口から魔導国に関する政略について聞かされた後、自身の目的に協力するというアインズからの提案を承諾した。ドワーフの国に対して郷愁の思いがあることも告白しているが、ドワーフの国がルーン技術に見切りをつけた際はアインズの策略と理解していても自分の存在意義を祖国から捨てられたことを理解し涙を流して現実を受け入れた。その後はドワーフの国に対する心の整理がついたらしく、自身を必要としてくれたアインズやルーン技術の復活のためならだ手段や方法を厭わない姿勢はアインズをして豪胆と苦笑されている。 ガゲズ ゴンドが「フェオ・ジュラ」で採掘をした際の班長。ゴンドの祖父や父を含めゴンドの事情は昔から理解しており、ゴンドがルーン技師としての才覚に恵まれていないことには深く同情している。ゴンドさえ望めば役職付きの待遇も用意していたらしく、たった一人で危険な採掘に望む姿を心配していた。 ルーン工王 最後の王族。200年前、国が魔神の攻撃を受けた際に討伐に赴いたが消息不明となる。
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