ドワーフ・ティロリアン・ハウンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/24 08:03 UTC 版)
「ティロリアン・ハウンド」の記事における「ドワーフ・ティロリアン・ハウンド」の解説
ドワーフ・ティロリアン・ハウンド(英:Dwarf Tyrolean Hound)は、オーストリアのチロル地方原産のセントハウンド犬種のひとつである。別名はミニチュア・ティロリアン・ハウンド(英:Minature Tyrolean Hound)など。その名の通り、ティロリアン・ハウンドの小型版犬種である。 ティロリアン・ハウンドにはもともといくつかのバリエーションがあり、犬種として固定するに当たっての改良過程で分離誕生した犬種である。主にパックでノウサギとキツネを狩るのに使われていた。獲物のにおいを追跡し、発見するとパックのメンバーで協力して仕留めた。 今日はかなり希少な犬種となってしまったが、一応FCIにはティロリアン・ハウンドの小型種ということで公認されている。多くは実猟犬として飼育されているが、一部はペットやショードッグとして飼育されている。 外見はあまりティロリアン・ハウンドと変わりはないが、それより小柄で幾分か華奢であるため、走るのが少し速い。体高30〜39cm、体重20kg以下の小型犬種である。
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