トニー・リチャードソンとは? わかりやすく解説

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トニー・リチャードソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/19 09:34 UTC 版)

トニー・リチャードソン
Tony Richardson
本名 Cecil Antonio Richardson
生年月日 (1928-06-05) 1928年6月5日
没年月日 (1991-11-14) 1991年11月14日(63歳没)
出生地 イングランドヨークシャー、シプリー
死没地 アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス
国籍 イギリス
配偶者 ヴァネッサ・レッドグレイヴ (1962年 - 1967年)
著名な家族 ナターシャ・リチャードソン(娘)
ジョエリー・リチャードソン(娘)
受賞
アカデミー賞
作品賞
1963年トム・ジョーンズの華麗な冒険
監督賞
1963年『トム・ジョーンズの華麗な冒険』
ニューヨーク映画批評家協会賞
監督賞
1963年『トム・ジョーンズの華麗な冒険』
英国アカデミー賞
英国脚本賞
1961年『蜜の味』
その他の賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞
監督賞
1963年『トム・ジョーンズの華麗な冒険』
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トニー・リチャードソン(Tony Richardson, 1928年6月5日 - 1991年11月14日)は、イギリス出身の映画監督映画プロデューサーである。

略歴

コリン・ウィルソンジョン・オズボーンキングズリー・エイミスジョン・ウェインアラン・シリトーら「怒れる若者たち」の作家たちと同世代で、彼等の作品を多数映画化したリチャードソンは、イギリス映画界の「ニュー・ウェイヴ」の一員と呼ばれた。

オックスフォード大学卒業。テレビで仕事をした後、イングリッシュ・ステージ・カンパニーを設立。ジョン・オズボーンの戯曲、『怒りを込めて振り返れ』(1956)、『寄席芸人』(1957)、『ルター』(1961)などを演出。

ドキュメンタリー映画を撮った後、初の長編監督作品は、オズボーンの代表作『怒りを込めて振り返れ』(1958)で、オズボーンは脚本も担当した。また、カレル・ライス監督によるシリトー作品の映画化『土曜の夜と日曜の朝』(1960)をプロデュース。監督作、『長距離ランナーの孤独』もシリトーの作品が原作である。

シニカルで、ブラック・ユーモアあふれる作品を、多く撮った。

1963年の『トム・ジョーンズの華麗な冒険』でアカデミー監督賞を受賞した。

1962年に女優のヴァネッサ・レッドグレイヴと結婚し、ナターシャジョエリーの2人の娘をもうけるが、『マドモアゼル 』の撮影でジャンヌ・モローと恋に落ち、1967年にレッドグレイヴと離婚している。

バイセクシュアルだった。1991年エイズによる合併症のため死去。死を看取ったのはジャンヌ・モローだった。

黒澤明が敬愛している映画作家として知られる。

娘のナターシャ、リン・レッドグレイヴ真田広之と共演している。

主な監督作品

脚注

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